■チキンのトマト煮込み
こちらも寒い冬にはうれしい煮込み料理。今回は、以下のようなレシピで調理してみた。
1. 鶏の手羽元、一口大のジャガイモ、ニンジン、玉ねぎを入れる
2. トマトソースを入れ、100㏄位の水を入れる
3. 中火で加熱、沸騰したら弱火にして30分程度加熱、火を止めて10分程度放置
4. 彩に茹でたブロッコリーを添える
●ダッチオーブン
手羽元も野菜も圧力鍋で調理したように、ホロホロとおいしくできた。加熱も沸騰後は弱火でも十分煮込むことができるので、家庭料理にも向いているかもしれない。食卓においても冷めにくいため、ハレの日のおもてなしにもよいだろう。
あまり水分を入れると吹きこぼれるので、ダッチオーブンの場合は追加の水はいらなかったようだ。
●メスティン
メスティンとダッチオーブンで作ったトマト煮込みは、仕上がりがほとんど一緒だった。メスティンもダッチオーブンもある程度の圧力がかかり、弱火でも煮込み料理が上手にできるのだろう。弱火で調理するため、煮崩れがなく見た目もよい。
3合炊きメスティンのほうが、ダッチオーブンよりも大容量で作ることができるので、グループキャンプのときは大サイズのメスティン、ソロや2人ぐらいならダッチオーブン、と使い分けができそうだ。
■ダッチオーブンとメスティンの調理はほぼ同じ仕上がり
今回、メスティンとダッチオーブンで3種類の調理をし、仕上がりに違いがあるか比べてみた。結果は、仕上がりに違いはほとんどなく、どちらもおいしく調理ができた。
また、どちらの調理器具も沸騰したら弱火という省エネ調理ができるので、ガスコンロの節約にもつながるだろう。価格もリーズナブルなので、2つ購入して1つは焚火で、もう1つはガスコンロで調理するのもいいのではないだろうか?
どちらも、キャンプでも家庭でも使えるすぐれた調理器具だ。
チャンスがあれば、焚火での調理ももう一度チャレンジしてみたい。
DAISO ダッチオーブン
価格/1100(税込)
サイズ/本体:16.5cm×12.5cm×11.5cm、把手:19cm×0.3cm×0.3cm
重さ/1500g
【公式サイト】https://jp.daisonet.com/products/4550480178752
DAISO メスティン 3合サイズ
価格/1100円(税込)
サイズ/本体:13.3cm×8.1cm×20.8cm(ハンドル収納時)
重さ/285.5g ※筆者計量
【公式サイト】https://jp.daisonet.com/products/4550480118611?_pos=3&_sid=0e1f1cfb1&_ss=r
※ 注釈:店舗によって品揃えが異なり、在庫がない場合がある。お問い合わせは下記まで、
https://www.daiso-sangyo.co.jp/