スノーシーズンの開幕は立山から。毎年のルーティンのように、11月に立山を訪れるスキーヤー、スノーボーダーも多いことだろう。バックカントリーの聖地ともいえる立山を舞台に見事なライディングで魅せる映像作品が12月19日に公開された。
滑り手はマウンテンハードウェア・アスリートの2人。プロスノーボーダー兼ガイドの水間大輔と、プロスノーボーダーの吉田啓介。富山県出身で立山を知り尽くす水間大輔と、北海道出身で立山でのライディングは初めてとなる吉田啓介。11月の立山という限られた条件のなかで奇跡ともいえる、まさに“BIG DAY”となった本作は必見となっている。
■過酷な環境下でも信頼感抜群! タフで高品質「マウンテンハードウェア」
1993年アメリカで生まれた「マウンテンハードウェア」。ブランド名そのままに、創業当時から変わらぬコンセプトは「8,000mを超える過酷な山でも使える、高品質で耐久性のあるウェアおよびエキップメントを作ること」。
このコンセプト通りマウンテンハードウェアの製品は、マウンテンスポーツで活躍する様々なアスリートの声を元に開発されている。あらゆる環境下の中、数々のテストを経て生み出される製品は、国内でも多くのクライマー、ガイド、ライダーから絶大な信頼を得ている。
■与えられた時間、条件は僅か。その中で魅せた最高のパウダーセッション
多くの滑り手にとって、憧れの地ともいえる「立山」。富山県、長野県と両県から、バスやロープウェイなどを利用し、ベースとなる標高2,400mの室堂までアクセスできる。そこから先は3,000m級の山々が連なるアルパインエリア。
10月から降雪が始まり、その後は人を寄せつけることを拒むかのような圧倒的な積雪量のため、12月から4月の下旬まではこのアクセスルートはクローズされ、厳冬期は閉ざされた世界となる。
よって、2人に与えられた時間、条件は厳しいもの。悪天候により停滞を余儀なくされるなど、このような状況下に訪れた完璧ともいえるコンディション。ここぞとばかりに最高のパウダーセッションを見せてくれた。
■舞台は「Big Day Mountain」“大日岳”
広大な立山エリアの中、2人が選んだのは立山連峰の西端に位置する「大日岳」。英語では「Big Day Mountain」と訳される。
立山は、日本海にも近く、そこから流れてくる雪雲が3,000m級が連なる山々に多くの雪をもたらす。海に近いと水分を含んだ重い雪と思いがちだが、立山エリアは標高も高いため、降り積もれば極上のパウダーとなる。晩秋、11月とは思えないほどの雪に覆われた「大日岳(Big Day Mountain)」で撮影されたのが「BIG DAY」だ。
■RIDER PROFILE
●水間大輔
◆1978年富山県富山市生まれ プロスノーボーダー、登山ガイド兼スキーガイド
スノーボード ハーフパイプの競技者として活躍したのち、地元立山エリアを中心にバックカントリーシーンで活動している。ガイド業の傍ら、夢見るラインを求めて山奥へ足繫く通い、そのライディングを写真や映像を通し表現している。
自身のボードスポンサーのスプリットボードを監修。また、地元のローカルコミュニティを大切にし、イベント運営をはじめ様々な活動を行い、スノーボードのコミュニティ育成に尽力するなど活躍の場を広げている。
●吉田啓介
◆1989年北海道旭川市生まれ プロスノーボーダー
10歳の頃にスノーボードに出会い、その後ハーフパイプの競技者として活動。現在はウィンターシーズンのほとんどを北海道にてバックカントリー映像撮影に費やしている。
国内の雑誌掲載をはじめ、日本のみならず海外遠征を通しても自身のライディングを表現している。直近では、2022年にマウンテンハードウェアグローバルから自身の映像プロジェクト「Backyard」が配信され注目を集めた。
「BIG DAY」
Riders:Daisuke Mizuma @daisukemizuma Keisuke Yoshida @keisukeyoshida7
Directed by:Kiyomasa Kawasaki @k4mara2000
Title Caligraphy: Hiloki Tanaka
Edited by:Kiyomasa Kawasaki @k4mara2000
Produced by:@mountainhardwear.jp
Photography:Masatoshi Horiuchi @love_love_holy
なお、この映像作品はマウンテンハードウェアのグローバルサイト、およびTouTubeから配信されている。世界中のスキーヤー、スノーボーダーが夢中になる日本の雪山の魅力と共に魅せる二人の滑りは今シーズンのテンションを爆上げしてくれることだろう。
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