夏も遊べるスポットとして、すっかり定着した感のあるスキー場。冬場においてもスキーやスノーボードをする場所というだけでなく、すべての人が楽しめる“冬の遊び場”として大きく変化している。雪あそびやキッズゾーン、自然体験などはもちろんサウナ、星空、犬ぞり、かまくらBBQ、氷のホテル……など、ロケーションを生かした新しい遊びは枚挙にいとまがない。

 そんな「スノーリゾート」へのアップデートを重ねるスキー場を全国28か所掲載し、雪山で遊べるスポット探しに役立つムック『Snow trip magazine 2024』が、双葉社より発売された。

■この冬行くべき「スノーリゾート List28」

スノーリゾートList28『Snow trip magazine 2024』

 「非日常体験」をキーワードに、北海道から滋賀県まで、趣向を凝らしたアクティビティを打ち出すスキー場がピックアップされている。雪深い地域での冬の新しい遊び方はどれも特別な体験になるものばかりだ。スキーやスノーボードなどの滑りや、定番の温泉やグルメの最新情報も掲載されているので、あわせてプランの参考にしたい。

●1日では遊びきれない!「白馬岩岳スノーリゾート」ほかビッグリゾート

雪質と景観が素晴らしい「白馬岩岳スノーリゾート」『Snow trip magazine 2024』

 「白馬岩岳スノーリゾート」は360度の壮大な山岳パノラマが広がる、通年型マウンテンリゾートだ。上質な雪質を求めて海外からの観光客も多く、白馬三山を目の前にアクティビティやテラスでのグルメを楽しめば、まるで欧米のリゾートにいるような雰囲気が味わえる。ほかに「星野リゾート トマム」や「ルスツリゾート」、「軽井沢プリンスホテルスキー場」など、豪奢なゲレンデが紹介されている。

●見て、食べて、乗って、泊まる。すべてが雪の中での「非日常体験」

この冬行きたいテラス4選『Snow trip magazine 2024』

 山の頂上エリアまでゴンドラやリフトで一気に上がれて、麓の景色を堪能できるテラス施設は、最近のゲレンデの人気スポットだ。冬の清々しい空気の下、眼下に広がる絶景はまさに非日常のものとなるだろう。その他、雪上車やスノーモービルの乗車体験、スキー場でのキャンプ、ジップラインなどが並ぶ。一度はやってみたい雪上の遊びが目白押しだ。

●突き抜けるのは面白い!「日本最大級」を体験

「日本最大級を体験しよう」『Snow trip magazine 2024』

 スキー場のロケーションそのものを楽しむのも面白い。日本一長いソリコースを持つ「白鳥高原」、日本一高いゲレンデからの景色「志賀高原横手山・渋峠スキー場」など3か所をピックアップ。スキー場にまつわる日本最大級は多いが、アクティビティとして楽しめるスポットだ。

■冬しか食べられない「ゲレ食」ガイド

冬しか食べられないゲレ食『Snow trip magazine 2024』

 ゲレンデの食事すなわち「ゲレ食」の多くはスキー場内のレストランメニューで、夏場はクローズされる所が多く、冬しか食べられない。そう、期間限定のグルメなのだ。近年のゲレ食は街中のレストランにもまったく引けを取らないクオリティ。地元民のピックアップでおすすめメニューがエリアごとに紹介されている。

■訪れるべき冬のおまつり

訪れるべき冬のおまつり『Snow trip magazine 2024』

 幻想的な光景が印象に残る冬の祭りも、この時期にしか見ることができない、貴重な冬景色のひとつだろう。各地の風情にあふれる祭りを中心に旅の計画を立てるのもよい。スキー場の行き帰りに立ち寄れる場所を中心に、美しい写真とともに紹介されている

 

 冬のアウトドアアクティビティではハズせないスキー、スノーボード。この冬はもっと欲張って進化したリゾートをまるごと楽しんでみよう。『Snow trip magazine 2024』は全国書店、オンライン書店で好評発売中だ。