■ジギングで魚を釣るためのロケーション選びのポイント!
ジギングで釣果を得るためには適切なスポット選びが不可欠。ここでは一例として、関東と関西のジギングスポットをいくつか紹介したい。ジギングの対象魚種とロケーション選択の注意点についても確認しておこう。釣り場選びは安全な場所かどうかの事前確認と当地のルールや規制を守ることが重要。安全を最優先にしながら地形や潮の流れ、天候条件を考慮する。釣りを楽しみながら、周囲との調和を保つ配慮も必要だ。なお、筆者がオフショアジギングを楽しんでいるのは淡路島沿岸の海域。一帯ではマダイやカンパチがよく釣れる。晩秋から冬にかけてはタチウオがねらい目となる。
●関東方面
【ショア・ジギングスポット】東扇島西公園周辺
【対象魚種】サバ、ソーダガツオ、タチウオ、マゴチ、シーバス、アジ、ブリ(イナダ)、グレ(メジナ)
東扇島西公園 https://www.city.kawasaki.jp/580/page/0000001336.html
【オフショア・ジギングスポット】三崎魚港(三浦半島)周辺
【対象魚種】マダイ、カワハギ、クロムツ、ヤリイカ、イサキ、キハダ、カツオ
【釣り場の注意点】
近年の釣りブームから多くの人が訪れ、そのマナーの悪さから釣り禁止となったスポットが数か所ある。釣り禁止区域がこれ以上増えないようマナーを守って楽しんでもらいたい。以下に守るべきルールを記す。最新の釣り禁止スポットについては現地にて確認してほしい。
・ゴミのポイ捨てはしない。
・外道を道端や周辺に投棄しない(リリースすること)。
・乗船中は船長の指示に従う。
・隣席の釣り人とは声を掛け合い、遠投時は注意する。
・ライフジャケット着用は必須。必ず準備しておく。
●関西方面
【ショア・ジギングスポット】アジュール舞子周辺
【対象魚種】ハマチ、サバ、アジ、タチウオ、カワハギ、ガシラ(カサゴ)
【釣り場の注意点】
アジュール舞子は利用料無料。詳細はアジュール舞子のホームページで確認してほしい。なお、釣り可能エリアは指定されており、護岸部が基本。砂浜での釣りは海水浴期間外は可能となっている。
アジュール舞子 https://www.kobe-park.or.jp/azur/fishing
【オフショアジギングスポット】マグナムシー(淡路島)周辺
【対象魚種】ブリ、ハマチ、サワラ、マグロ、タチウオ、マダイ
【釣り場の注意点】
マグナムシーはジギング専門の船とその釣り客が集まる港。集合時間と出船時間を守るのは常識であるが、体調不良の場合は無理せず港に連絡を取り、キャンセルの連絡を事前に行うこと。そのほか細かな点は予約した釣船に確認しておこう。以下、基本の注意点を上げる。
・ゴミのポイ捨てはしない。
・外道を道端や周辺に投棄しない(リリースすること)。
・乗船中は船長の指示に従うこと。
・隣席の釣り人とは声を掛け合い、遠投時は注意する。
・ライフジャケット着用は必須。必ず準備しておく。
■ロケーション選択における注意点
日本全国にジギングスポットは点在する。どこで釣りをするにしても地元の情報を活用し、季節や潮の流れ、安全性を考慮した釣り場選びが重要である。これらのポイントを押さえて、より良い釣果を目指して欲しい!
■多種多様な魚が釣れるのがジギングの魅力
筆者の自宅近くの釣り場では、深場から浅場までさまざまな魚種をジギングで狙える。チヌのトルクフルな引き、タチウオの煌めく魚体、カンパチのスピード感あふれる疾走、ジグで誘うダイナミックなアクションと魚との緊張感、それによって得られる喜びはひとしおである!
■ジギングの魅力:初心者でも手軽に楽しめる、釣りの新たな世界!
ジギングの魅力は、ジグ(ルアー)1つでいろいろな魚と出会えるところにある。ジグを海中に落としてからジャークを繰り返すだけなので、釣り方はいたってシンプル。ルアー経験者なら今すぐ始められるのはもちろんのこと、釣り初心者でもキャスト不要なので挑戦しやすい。日本全国には素晴らしいジギングスポットが点在している。釣果情報や季節を考慮しながら、釣りやすい場所を選んで楽しんで欲しい。