2023年10月31日(火)東京都内にバックカントリーガイド、ライダー、スキー場関係者、メディア関係者等が集まり、バックカントリー製品のブランド「Backcountryaccess(BCA)」を取り扱う株式会社K2ジャパン主催にて「BC(バックカントリー)ミーティング」が開催された。雪山(バックカントリー)を安全に、そしてもっと楽しく遊ぶためにはどんな課題があり、どうやって解決していくか。職種や地域もそれぞれに違った立場から、さまざまな意見が飛び交う濃密な時間となった。

■バックカントリーギアのリーディングブランド「Backcountryaccess(BCA)」

ギアの準備を万全にすることが命を守る第一歩

 ビーコン、ショベル、プローブ、エアバッグなどを展開するバックカントリーギアのリーディングブランド「Backcountryaccess(BCA)」。「BCミーティング」には同社製品、また同グループのK2スキー/スノーボード、RIDEスノーボード、TUBBSスノーシュー、VÖLKLスキー、MARKERビンディング、DALBELLOブーツを実際のフィールドで使用するガイド、ライダーが集結。

■それぞれの立場で共通の問題意識を共有 

立場、職種、地域の垣根を超えてグループごとに意見交換が行われた

 ミーティングではグループワーク形式を中心に展開。ギア、安全啓蒙、トレンド、コミュニティ、環境問題などのテーマで活発な意見交換が行われた。 

 共通する問題を抱えながらも、立場や地域も変われば、それぞれ見方も変わってくる。バックカントリーでの事故をどうすれば減らすことができるのか。ユーザーに対してどうやってアプローチしていくか。それぞれを取り巻く地域の現状など、バックカントリーというフィールドだけにとどまらず、ウィンタースポーツにまつわる幅広い内容で「BCミーティング」は行われた。

  いったんシーズンに入ってしまうと、それぞれのフィールドで活動するため、一堂に顔を合わせるこういった機会は、参加したガイドやライダーにとっても貴重なものとなったであろう。

 日本は現在、世界中のスキーヤー、スノーボーダーから注目を集めるパウダースノー天国。残念ながら昨シーズンもバックカントリーでの事故が相次いだ。一気にその数を減らすことは難しいかもしれないが、こういった活動が少しずつでもユーザーへと波及、浸透していくことで、より安全に、そして楽しいバックカントリーでの遊びが普及していくことを期待したい。

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