■「アメニティドームM」雨でも風の強い日でも、ソロでもグループでも、どんなシーンにも使える

前室だけでなく、後室もあり使い勝手がよい「アメニティドームM」

 アメニティドームMは、ポールとポールを通すスリーブに色がついており、初心者に組み立てしやすい構造になっている。

●アメニティドームMの一押しポイント

 耐水圧も十分で、大雨の日も水漏れしたことはない。前室が広いので、雨の日に料理などの作業もしやすい点が気に入っている。また、前室をポールで跳ね上げが可能でタープのように使用できるため、大人数でなければタープを必要としない。

●アメニティドームMの欠点

 デメリットは組み立てに20分ほどかかることと、天井が低いことだが、その分風に強い構造であり、かなりの強風でも安定しているので安心感がある。

●アメニティドームMをおすすめする理由

 エントリーモデルながらも雨の日も風の日も、グループでもソロでも、万能に対応できるため、他のテントを購入しても、活躍してくれる場面が多いと感じている。

■「焚火台」圧倒的な頑丈さ

シンプルで使いやすく、横穴のおかげで燃焼効率もよいスノーピークの「焚火台」

 焚き火は直火で楽しむことが常識とされていた約30年前に、地質や環境に配慮して作られたスノーピークの焚火台は、SDGsの先駆けであったといえるだろう。

●焚火台の一押しポイント

 スノーピークの焚火台の魅力は唯一無二のデザイン性と、パッと開くだけで使用できる設置の簡単さ、そして頑丈さだろう。あるYouTube動画で、ラウンドクルーザーで踏んでも使用可能かを検証していたが、全くの無傷であったというから驚きだ。

●焚火台の欠点

 重厚な材質にしっかりとした溶接が施されているため、重量は焚火台Mで1.8㎏。頑丈さと引き換えに軽量とは言えず、女性にはやや持ち運びが大変である。

●それでもスノーピークの焚火台をおすすめする理由

 四方が同じ形なので、大勢で火を囲んで眺めるにはこれ以上の形はない。頑丈なので買い替える必要もなく、長年使用できる。

■スノーピークはむしろ「コスパよし」と考える

 機能と価格を単純に比較すると、コスパがよいとは言いづらいかもしれない。しかし、スノーピークの製品はほとんどの場合故障した際に無料か、または1000円〜2000円程度とかなりの低価格で修理してもらえるので、長年使用できる点は非常に好印象だ。

 長く使うごとに金属の色味や質感が変化し、味のある風合いになっていくのが、スノーピーク製品のよさとも言える。性能も品質もトップクラスであることは間違いないので、長く使用することを考えて購入を検討してみてはいかがだろうか。