■その3. CRAYMORE 「FAN V600+」 持ち運びが自由なおしゃれ扇風機

CRAYMOREのコードレスファンは、家中のどこにでも連れていける(撮影:三浦かきつばた)

 夏のアウトドアシーンでは、熱中症防止や換気に不可欠なアイテムとして、CRAYMOREのコードレスファンをご存じの方も多いだろう。しかしそれと同じくらい「ただの扇風機にしては高すぎる……」と二の足を踏んでいる方も多いはず。筆者も同じ思いで半年悩んだため、気持ちはよくわかる。

 結論から言えば、CRAYMOREのコードレスファンは「買い」だ。これはただの扇風機ではない。“超イケてる扇風機”なのだ。コードレスで持ち運びができ、三脚式で場所をとらないため、リビング・キッチン・脱衣所とあらゆる場所で手軽に涼をとれる。

 意外と役に立つのが、乾燥の補助。食器を干している時に風を当てると半分の時間で乾く。また、雨のアウトドアから帰った後は、濡れてしまったギアを素早く乾かしたいもの。このような場面でも、自由に置く場所や角度を変えられるコードレスファンが活躍するのだ。

価格:7200円(税込)
サイズ:ワンサイズ
カラー:ウォームグレイ、サンドベージュ

我が家では冷蔵前のお米を冷やす時にも活躍しているCRAYMOREのコードレスファン(撮影:三浦かきつばた)

 一番強いモードでも7時間連続で使えるため、充電ストレスも少ない。何より、無骨なデザインでインテリアとして非常にかっこいいのだ。アウトドアギアは趣味の品である以上、所有欲を満たしてくれることも重要なのだ。

■その4. GIMMICK「チェアー」 座り心地抜群だけでなく、耐久性もよし

GIMMICKの「チェアー」がある場所は、家の貴重なリラックススポット(撮影:三浦かきつばた)

 最後に紹介するのは、組み立て式のアウトドアチェア。我が家にはソファがないため、リラックススポットとして重宝している。

 アウトドアチェアもまた群雄割拠の戦国時代の様相を呈しているが、正直なところ背もたれがあって沈み込みのある椅子ならどれを選んでもよいだろう。その中でも筆者は、GIMMICKの「チェアー」ブラックを愛用している。

 GIMMICKは、2020年夏に立ち上がったばかりの「今までになかった発想とワクワクするような仕掛け(ギミック)を目指す」アウトドア専門ブランド。

 お気に入りのポイントはカラーとサイドポケット。GIMMICKのギアは黒とアースカラーで統一されており、室内でもカラーバランスを崩さない。また、サイドポケットはスマートフォンを入れたり飲み物を差したりと、意外と重宝する。作りもしっかりしていて、購入から20回以上のアウトドアシーンでの使用と継続的な家使用を続けているが、故障の片鱗もみせない。アウトドアを想定したギアならではのタフさだろう。

価格:7340円
サイズ:ワンサイズ(別商品でヘッドレスト有モデル、オットマンもあり)
カラー:ブラック、ベージュ、カーキ

 アウトドアギアを普段から使うことでいっそう愛着が増し、実用面でもコンパクト・タフとメリットがある。趣味のアウトドアを日常生活でも感じられる楽しさをぜひ味わってもらいたい。