全国に約1200店舗を展開するホームセンターの「コメリ」(株式会社コメリ)。沖縄県を除く、全ての都道府県で店舗を展開。生活用品のみならず、何かとお世話になっている方も多いのではないだろうか。
全国規模でこれだけの店舗数を誇るコメリであるが、その始まりは新潟県の三条市。1952年、米穀商「米利商店」として創業。その後、LPガスやガソリンの販売など事業を拡大。1977年、現在のホームセンター事業をスタートさせた。
■プライベートブランド「Natural Season」はキャンプシーンでも大注目
現在ではホームセンターの枠を飛び越えて、キャンプやアウトドアという側面からもコメリは注目を集めている。それがプライベートブランドの「Natural Season」。
2002年にスタートしたNatural Seasonであるが、当初はピクニックやBBQなどいわゆるレジャー用品が主であった。2020年からテントや焚き火台など本格的なアウトドア、キャンプ用品を展開し、“コスパ”に優れた商品ラインナップはこの数年で一気に拡大した。
■コスパだけではない! 全国規模の強みを最大限に活かしたブランド展開
折からのキャンプブームから、既存のアウトドア、キャンプメーカー以外からも数多くの参入が見られるなか、価格だけみれば、もっとお得なブランドもあるだろう。Natural Seasonがこの数年で一気に拡大、成長した要因は価格だけではないようだ。
まずは何といっても1200を超える店舗数。身近にある店舗で、生活用品などを購入した際に一緒にキャンプ用品を見ることができるのはやはり大きな武器だ。そして、ネット販売で購入した商品を店舗受け取りできるのも大きなメリット。
また、全国展開する店舗から“お客様の声”を元に商品開発が行われているという。企画、試作、テストなど約9か月で商品展開へとつなげていくスピード感は、幅広くユーザーの要望を集め、それをプライベートブランドとして展開するというコメリがもつ強みが最大限に活かされた形といえるだろう。
■ソロでもファミリーでもビギナーからベテランまで大人気のキャンプギア
“手軽に自然を楽しもう”というコンセプトに展開されるNatural Seasonのラインナップ。なかでも人気、そしてこの夏、注目したいギアを紹介したい。
まずは「ハードクーラーボックス(25L)」。継ぎ目のない一体成型構造で3~4日間、保冷力が持続する本格仕様ながらも14,800円という驚きの価格。水抜き等も簡単に行える使い勝手のよい設計となっている。暑い夏のキャンプにはキンキンに冷えたビールは欠かせない。これからの季節には大活躍すること間違いないだろう。
また、ソロでもファミリーでも楽しめるタイプ別のテントもコスパ抜群。コンパクトな収納でバイクツーリングでも便利な「ソロドームテント」(1人用)は5,980円。ファミリーでも楽しめる「Q-UP ツールーム DX ファミリーテント K4P+V」(3~4人用)は29,800円。フレームとの一体型で、フレームを持ち上げるだけで設営できる簡単設計はビギナーでも安心。メッシュの窓も大きく、夏場のファミリーキャンプでも快適に過ごせるはずだ。
■ありそうでなかった! 発売前から話題沸騰中の新アイテム
テント以外にも多岐にわたるキャンプ用品が人気のNatural Season。この夏、話題になりそうなアイテムが「サイドドア付きウッドトップオリコン」。
たかがオリコン(折りたたみコンテナ)と侮るなかれ。上部のウッド天板はテーブルとして使用することができ、側面部は4つとも開閉可能となっている。
小物などの収納にオリコンを使用している方も多いことだろう。しかし「アレがない!?」となった時、必要なものは得てして、積み重ねた下の箱、しかも奥の方にあるもの。これならば、いちいち積み重ねたオリコンを降ろす必要もないし、天板のテーブルを使っていても中のものを取り出せる。
これもユーザーの声を拾い上げ、スピーディに商品開発につなげるプラベートブランドの強みといったところか。ありそうでなかった。かゆい所に手が届く優れものが8月に登場する。
SNSをのぞいてみると、こだわりのキャンプサイト、ギアや料理など、素敵な写真がたくさん出てくる。あこがれであるが、中々ハードルが高いのも事実。この夏は、キャンプデビューしたい! もっと手軽にアウトドアやキャンプを楽しみたい。そのような方は一度、コメリを訪れてみてはいかがだろうか。コスパ抜群! 手軽に始められるキャンプギアに出会えるはず。