■アウトドアグッズ ⇒ サバイバルツールへの活用

 ワークマンのアウトドアウェアやギアの優れた機能性を体感するための面白いブースがありました。その名も「過酷道(かこくみち)脱出サバイバル」

 9月1日の「防災の日」にちなんで、ワークマン製品を用いて過酷な災害状況から脱出するシュミレーションの体験ブースです。避難時にワークマンの製品がどのように役立つかを実際に体験できるということです。たしかに近年、台風や地震など災害が多発して、いざというときの備えや心づもりは重要ですもんね。というわけで、コージー中嶋も実際にチャレンジしてきました。

 実際にワークマンで販売されているものを着用&装備(ウェア、ヘルメット、ライト、グローブ、ブーツなど)します。

準備完了! いざ「過酷道」へ出発(撮影:BRAVO MOUNTAIN編集部)

 背中には実際の災害地からの脱出を想定して、重量物を入れた仮想の「防災リュック」も背負っております。ちなみに防災リュックの中身は必要なものを入れていくと、本来なら15kgくらいになるそうですが、今回のは5kgだそうです。

5kgでもけっこう重いです(撮影:BRAVO MOUNTAIN編集部)

 その過酷道の中はというと、実際の災害にあった街を想定して、塀や電柱が倒壊していたり、自転車が転がっている道などをリアルに再現。

スタートからサバイバル感満載!(撮影:BRAVO MOUNTAIN編集部)

 また、夜間や停電等で灯りがない場所を想定した暗闇の道があったり。

ヘルメットに付けたライトでやっと足元が見えます(撮影:BRAVO MOUNTAIN編集部)

 最後には水害や嵐などを想定して、強い雨風が吹き付け、ふくらはぎ近くまで浸水した岩や瓦礫がある道を行軍も。

けっこうな雨に打たれてずぶ濡れなのが伝わりませんね(涙)(撮影:BRAVO MOUNTAIN編集部)

 幾多の困難に遭遇しながらもようやく脱出することができました。もうまるでアトラクションみたいです。

 そんな過酷な状況でもアウターの中は全然濡れておらず、つま先にプロテクターとステンレス板の入ったインソールの頑丈なブーツのお陰で、足にもノーダメージ。こりゃ凄い!

インソールはハンマーで釘に打ち付けても貫通せず!(撮影:BRAVO MOUNTAIN編集部)

 ワークマンの新商品発表会は、たくさんの驚きの体験と欲しくなっちゃうアイテムが盛りだくさんのイベントでした。なかなか面白い施策ですね!

 

※ワークマンより
ワークマンの製品は防災用ではありませんが、職人やキャンプのプロが納得する機能性は災害時にも役立ち、普段から身につけられる「機能性・デザイン性・価格設定」が重要だと考えています。