ワークマン「毎日使うアウトドアギア」ヘビロテの3点「レインコート・ステルスジャケット・ミニ財布」メリット＆デメリット「実直レビュー」｜キャンプ｜ニュース

　テレビ、ネットの記事、YouTubeなどで、ワークマンの商品についての魅力的な紹介を目にすることが多い。口コミで調べてみても高評価のものが多く、ついつい欲しくなってしまう。アウトドア専門店で買うよりも手ごろな価格なので、実際に購入したものも多い。買って正解だと感じるものもあれば、正直なところ自分には必要なかったと感じたものも結構ある。今回は「買ってよかった」と思っている物の中から3点紹介したい。

■レディース高撥水フーデッドロングレイン

こんなレインコートだと、雨の日の気分も上がる。写真のカラーはベージュ×チャコール（画像提供：ワークマン）

　防水ではなく撥水なので登山用には向かないが、カジュアルなレインコートだ。

　性能は耐水圧が10000mm、透湿性が5000g/m²/24hとなっている。ゴアテックスには及ばないが、日常生活には問題がないレベルである。よほどの豪雨でなければ使える。また、ファスナーはポケットを含めすべて止水ファスナーで、裏面を見ると縫い目にはシームテープがほどこしてある。背中にはベンチレーションがあり、蒸れ対策もされている。

　一番気に入っているのはデザインだ。普通のレインジャケットよりも丈が長めで、お尻が十分隠れるのがいい。裾に向かって広がるAラインなので、パンツにも、スカートにも合わせやすい。また、ベージュ、ベージュ×チャコール、カーキ、ネイビーと、落ち着いた色で展開されているので、普段使いしても違和感がない。さらに、止水テープが、生地と同色なので、アウトドア感が抑えめで、落ち着いた着こなしができる。適度にカジュアルなので、肌寒い時期の軽めのコートとして、天候に関係なく着用している。トレンチコートでは改まりすぎるけれど、スエットのパーカーでは風を通して寒いという場面でちょうどいいのだ。

　これからのシーズンでは、標高の高い場所に遊びにいくと羽織ものが欲しくなる。そんなときにも重宝する。雨が急に降っても余裕だ。汚れを気にせず着用できるので、バーベキューなどにもおすすめだ。レインウエアとしての性能は確保しつつ、雨天以外でも使えるオールマイティーなジャケットとしてヘビロテしている。2900円という価格もポイントが高い。