■対策2:ステッカーで差別化
ステッカーを使用することで、簡単に自分のギアだとアピールできる。ガストーチやLEDランタンなど、比較的小型のギアは特に取り違いされやすいため、目印を付けておこう。
なお、筆者は調理器具の蓋にもステッカーを使用しているが、ステッカーは燃える素材のため、直火で使用する場合は控えよう。
また、洗う際に剥がれる可能性もあるため、差別化したい方や火気使用したい方は転写ステッカーを使用したメスティンがおすすめだ。
参考記事:「世界にひとつだけのメスティン」をカスタマイズ! 転写ステッカーとピカールで完成させる「デコメスティン」
■対策3:結束バンドや絶縁キャップで差別化
「パラコードを巻くのは面倒だし、ステッカーは値段が高く、何枚も貼るのは現実的でない」という方には結束バンドや絶縁キャップがおすすめ。
特に結束バンドは100均で揃えることができ、白や黒のほか、園芸コーナーでは緑色も販売されている。先に紹介したシェラカップや調理器具のほか、どのメーカーも色や見た目が似ていて、キャンパーなら複数持っていることが多い鋳造ペグにも最適だ。
■「無事に帰るまでがキャンプ」は、ギアも同じ
自分が気をつけるだけでは完全に防げない取り違い。自分で購入した大切なギアを守るため、キャンプ仲間のギアを間違って持ち帰らないためにも、ひと手間かけて目印をつけることで、より一層愛着が湧くのではないだろうか。
片付けまでトラブルなく、楽しい思い出のままキャンプを終えることができる一助になれば幸いだ。