■一度は経験するギアの取り違い
キャンプをするうえで、一度は経験するのがギアの取り違い。特に大勢でするグルキャンでは、誰のギアか全て把握するのは難しく、間違う可能性が高い。
人気のギアは他人と被ることが多く、ペグやグローブなど色や形が似ている場合も注意が必要だ。
今回は、筆者が実際に経験した「ギア取り違い」と対策を紹介する。キャンプから帰宅した後に、ギアが違うと気づくことのないよう、ぜひ参考にしていただきたい。
■意外と面倒なことになる取り違い
取り違いが起きてしまうと場合によっては、意外と面倒なことになる。以下2つはどちらも筆者が実際に経験し、苦労(気疲れ)した実例だ。
●連絡をとるのに苦労するパターン
ギアを取り違えた場合、帰宅して片付け中に気付くことが多い。家が近かったり、頻繁にキャンプを共にする友人であれば連絡を取り合って解決するが、誰のものかわからなかったり、初めて一緒にキャンプをした人のものや遠方から集まった人のものだった場合、連絡をとることすら大変だ。
受け渡しの調整や労力を考えると、絶対に防ぎたいトラブルだ。
●洗い場などで取り間違えてしまうパターン
可能性は低いが、洗い物や撤収の際に、どちらが自分のギアかわからなくなってしまうことがある。筆者が経験したのはメスティンの蓋と皿などのカトラリーやペグ。
同じギアでも購入時期や使用頻度によって汚れや傷の具合いは異なり、「あれ? あのきれいな方が自分のギアだったような」と感じても、確証がなければなかなか言い出しにくい。
キャンプをするうえで、同じギアであれば機能的には問題はないが、やはり自分のギアは愛着が湧くもの。取り違いのないよう対策が必要なのだ。