■失敗5. 登山開始前からすでに暑い

山でも標高の低い場所は、平地と変わらず蒸し暑い(撮影:BRAVO MOUNTAIN編集部)

 夏は高山でも午前8時頃にはすでに日差しが強く、歩き始めから暑い。人気の山では人が多くて登山道が渋滞することもあり、日なたで渋滞にはまってしまったときには、暑くてバテそうになった。

●試してみた熱中症対策

 朝7時前から登り始めれば、本格的に暑くなる前に標高の高い場所に行ける。早朝は登山道の渋滞もないので、自分のペースで歩くことができ、木陰で小休止も可能。

 ただし、睡眠不足は熱中症の原因になるので、睡眠をしっかり取ったうえで早朝出発ができるよう調整が必要だ。

■熱中症対策で快適登山

 今回ご紹介したのは、あくまでも筆者の経験と対策である。熱中症対策の方法やアイテムはこれ以外にもたくさんあるので、この記事を参考に、自分に合ったものを探してほしい。

 また、日ごろから屋外で短時間の散歩をしておくなど、暑さに慣れておくことも大切だ。熱中症対策を万全にして、夏山を思い切り楽しもう!