眩しいほどに新緑が鮮やかな季節。今年の春は桜前線も一気に駆け抜け、ネモフィラの見頃も過ぎた様子。新緑のグリーンに癒されるのもいいけれど、せっかくの春だから、もっとカラフルな世界に魅了されてみてはいかがですか。
この春ゴールデンウィークの主役候補はルピナス。埼玉県「国営武蔵丘陵森林公園」では、色とりどりのルピナスが新緑の鮮やかさすら霞むほどの色彩豊かな絶景をつくり出している。
■全国初の国営公園は東京ドーム65個分という広大な敷地
埼玉県、比企郡滑川町と熊谷市にまたがる「国営武蔵丘陵森林公園」。敷地面積は304ヘクタール。東京ドームで言うならば65個分という驚きの広さ。園内は元々の丘陵地帯を活かした森の中に池や沼、草地などさまざまな自然環境が保護、整備されている。
■森の中に突如現れる! 鮮やか過ぎるほどの絶景
元々の丘陵地帯が整備された武蔵丘陵森林公園。緑が深い森の中に突如現れるのが「こもれび花畑」一面に広がるルピナス。地中からそのまま現れたような独特のフォルム、そして何よりも色とりどりに咲く鮮やかな色彩。木漏れ日の中で咲き乱れるその様は、まるでファンタジーの世界に足を踏み入れてしまったかのような錯覚すらおぼえる。