■新緑の道を行く

 取立山へは「大滝」を経由するコースと、尾根道を経て取立山に行くコースがあるが、以前5月中旬に訪れた時には行きに大滝経由、帰りに尾根道経由のコースを歩いた。

天然林の新緑が心地よい(撮影:小林 恵)

 かなり山深い所だが、駐車場の標高がすでに約900mと高いため、山頂までの所要時間はそれほど長くないのでゆっくり歩く。

道中、ヤマザクラが咲いていた(撮影:小林 恵)
「大滝」が見えてくる(撮影:小林 恵)

 約30分で「大滝」が見えてくる。落差約30mで迫力満点。岩場なので慎重に。 

 さらにつづら折れの道を登り、尾根に出ると展望は俄然良くなる。「大滝」から約50分で「こつぶり山(1,264m)」に着く。休憩には十分なスペースもあり、ここで一息入れるのがいい。

こつぶり山山頂からの景色。勝山市街地方面「恐竜博物館」の屋根が光る(撮影:小林 恵)

■残雪と水芭蕉の大群生

 こつぶり山から約10分、さきほどの「大滝」に流れ込む沢の源頭部に、水芭蕉の群生地である取立平(とりたてだいら)がある。駐車場から約1時間半で着いた。

残雪の合間に水芭蕉の群生(撮影:小林 恵)

 今年は全般に雪が少なめなようだが、年によっては残雪の下になっている場合もある。健気に冬を越した水芭蕉を見ながらゆっくり歩きたい。

水芭蕉の花(撮影:小林 恵)

 取立平には避難小屋もあり、小屋の中には行程中唯一のトイレもある。