■やってはいけない灯油の処理方法

✖️ 凝固剤で固めて捨てる

 料理用の油を固める凝固剤で灯油を処分するのは絶対やめてほしい。通常、凝固剤は油が熱い状態で油内に入れて固める。しかし、灯油を温めてしまうと大火事になり、とても危険である。絶対凝固剤で固めて捨てることはしないこと。

✖️ 川や下水道に捨てる

 当たり前だが、川や下水道に捨ててはいけない。環境破壊はもちろん、下水道の処理機能にも影響を与えてしまうからだ。バレないと思っても絶対にしてはいけない行為。

✖️ 土の中に埋める

 灯油は自然に浄化されないので土の中に埋めて捨てるのもNG。生態系や土壌が汚染されてしまう可能性がある。自然破壊の原因となってしまう。

■余った灯油の処分はガソリンスタンドが最も安全!

石油ストーブは冬キャンプを快適にしてくれるアイテム(撮影:堀田篤史)

 灯油は使い切れる量を買うのが困難で、どうしても余ってしまう。そんな余ってしまった灯油を処分するのに利用したいのはガソリンスタンド。安全に処理してもらえるし、無料で引き取ってくれる店舗もある。もし、余った灯油の処分に困っているならガソリンスタンドを上手に利用してほしい。