冬キャンプで使用する人も多い石油ストーブ。安価な灯油を燃料としているので低コストで暖かく過ごすことができる。しかし、シーズンが終了すると灯油が余ってしまうことも多い。

 翌年も使用するので物置に入れて保管すればいいと考えてしまう人もいるかもしれないが、劣化した灯油を使用するのは危険。古い灯油は正常に燃焼しないので変な臭いがしたり、ストーブの故障の原因になったりすることもあるのだ。

 そこで今回は余ってしまった灯油の処理方法を解説する。また、絶対してはいけない処分方法も明記するので参考にしてほしい。

■量が少ない場合

●使い切る

残量が少ないならランタンなどで使い切るようにする(撮影:堀田篤史)

 ごくわずかな量なら使い切るのがいいだろう。春先は朝晩がまだ冷えるので、春キャンプのときに使用するなどしてほしい。