■実は意外に敷居が低い? お手軽で釣れる東京湾のリレー船に乗船!
多摩川から出発するオニカサゴ&タチウオのリレー船に乗って高級魚であるオニカサゴと、見た目にインパクトがあり、料理のバリエーションも広いタチウオを狙っていく。そんな本格的でありながら意外にも手軽に挑戦できる釣りを紹介したい。
「リレー船」とは1回の出船で2つのターゲットを狙うこと。釣りは天候や水温、潮の様子などさまざまな要因が複雑に関係するため、1つのターゲットだけだと釣果が上がらないリスクもある。その点、リレー船のように最初から2種類の魚を釣るつもりで準備していけば、最初のターゲットが釣れない場合でも次のターゲットに切り替えることができる。
仕掛けやエサなどはそれぞれ異なるが、ある程度共通の装備を使える。また、船でも準備をしてくれているので心配は無用だ。
最初のターゲットであるオニカサゴは水深80〜200mにいるため、電動リールを使う人も多い。桟橋や海岸からの浅場狙いとは違い、船から水深のあるところを釣ることからそれなりの装備が必要になるので敷居が高いように感じるが、意外とそうでもないのだ。
大半の船宿ではエサはもちろん竿やリール、仕掛けまで用意してくれる(船宿によって準備できるものが違うので予約時に要確認)。魚を持ち帰るクーラーボックスを持っていけば、ほぼ手ぶらで行って食卓を美味しい魚で飾ることができるのである。