■飛騨古川で毎年1月15日に行われる伝統行事「三寺まいり」
高山駅から電車で約16分。飛騨古川では、200年以上前から続く独特の伝統行事「三寺まいり」が毎年1月15日に行われる。
「嫁を見立ての三寺まいり」と唄われるように、若い娘たちが着飾って、飛騨古川の3つの寺、円光寺・真宗寺・本光寺をお詣りし、男女の出会いが生まれたことから、縁結びの行事として有名になった。飛騨市の観光協会などでは着物のレンタルや着付けを行っており、町中では和装姿の女性が多く見受けられた。
この「三寺まいり」のときには、町の至る所には巨大な雪像ろうそくが立ち並ぶ。観光客はもちろん、この圧巻の景色を撮影しようと、多くのカメラマンが訪れていた。
夜には、縁結びの願いを込めて火を灯す「千本ろうそく」や「とうろう流し」なども行われる。町中はろうそくの優しい明かりに包まれ、とても幻想的な風景が広がっていた。
●三寺まいり
・開催期間:毎年1月15日
・開催時間(予定):門前市(まつり広場)12:00~21:00・千本ろうそく(瀬戸川沿い)16:00~21:00・雪像ろうそくの点灯(町目抜き通り)16:00~
・開催場所:古川町市街地
・主催:(一社)飛騨市観光協会
・住所:岐阜県飛騨市古川町壱之町14-5
・電話番号:0577-74-1192
・ホームページURL:https://www.hida-kankou.jp/
※詳しい情報はホームページよりご確認ください
昼は江戸時代から守られ続けた風情ある外観の「古い町並」で飛騨高山の魅力に触れ、夜は飲み屋街で地酒に酔いしれる。それだけで飛騨高山にどっぷりハマっていくだろう。
「三寺まいり」が行われる飛騨古川も、もちろんこの伝統行事だけではない。駅や図書館は映画『君の名は。」の舞台にもなっている。映画好きなら聖地巡礼なども楽しめるはずだ。
※この記事の情報は2022年12月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPでご確認ください。