■セラミックファンヒーターのデメリット2点と対処方法

セラミックファンヒーターは設置場所や方向を工夫して安全に利用しよう(撮影:山下 直人)

 暖かくてコンパクト、いいとこだらけのセラミックファンヒーターにも、デメリットはある。デメリットを2つ紹介しよう。

 デメリットの1つ目は、吹き出し口からの熱風。

 低めの消費電力のセラミックファンヒーターでも、吹き出し口からの熱風は至近距離だと熱い。火傷の危険もあるので、離れた場所に置いたり、吹き出し口の方向を変える、などの工夫をしよう。

 デメリットの2つ目は、テント内が乾燥しやすくなること。

 セラミックファンヒーターを使用するとテント内はかなり乾燥する。テント内にタオルを濡らして干したりすれば、ある程度の湿度が維持できる。

 せっかく電源があるので加湿器を持ち込むのもよいだろう。この場合も消費電力の上限を超えないように注意しよう。

 寒くても楽しい冬キャンプ。体調を崩さないためにも、テント内ではセラミックファンヒーターを使って暖かく過ごしてほしい。