秋キャンプでも日によっては真冬並みまで冷え込むことがある。防寒対策は日中だけでなく、就寝時こそ必須。冬用シュラフ(寝袋)が理想だが、持っていない人は何かしらの保温対策ができると安心だ。
そこで今回は、冬用シュラフがなくてもシュラフの保温力をアップできるテクニックを5つ紹介する。
■1. シュラフ型のエマージェンシーシートを活用する
エマージェンシーシートとは、災害などの緊急時に使う極薄ブランケットのこと。防寒や防風、防水の効果がある。
シュラフ型のエマージェンシートもあるので、シュラフの上から被せてシュラフカバーとして使おう。シュラフとシュラフカバーの間に空気の層ができるため、シュラフ内がじんわり温まる。
折りたたむと手のひらサイズに小さくなるので収納時も便利。
■2. インナーシュラフの活用
インナーシュラフとはシュラフの中に入れて使うもので、別名シュラフシーツとも呼ばれている。
素材や形状も様々で、保温性に優れたタイプを選べば厳しい寒さから守ってくれて安心だ。汗や脂で汚れたら丸洗いできるので、シュラフより手入れが簡単にできるのも魅力。
冬のアウトドアでは防寒着などで積載アイテムが増えるが、インナーシュラフは軽量かつコンパクトで扱いやすい。また、夏場はインナーシュラフ単体でも使える。
■3. シュラフのW使い
シュラフが2つあれば重ねて使うと効果的。わざわざ冬用シュラフを買わなくても保温効果が倍増し、足先までポカポカに。
実際に使ってみると冷え性でも心地良い眠りにつくことができ、寒さが苦手な人におすすめできるくらいの保温力を実感できる。