■ベトコンラーメンとは

店内にはまだお客さんが… 営業時間終了後のベトコンラーメン店舗前(撮影:中村真吾)

 「一回食べたら癖になる!」「夢に出る!」などお客さんから衝撃的なコメントが飛び出す、地元でも有名なお店。

 元々は愛知県発祥のソウルフードで、愛知で修行した先代が地元の倉敷に39年前にオープンした。名前の由来は、食べたらベストコンディションになれるようにと願いを込めた「ベストコンディションラーメン」の略。その名の通り、8時間煮込んだ鳥と豚のスープに醤油ダレを入れ、そこに特注中細麺、豚バラ、スライスニンニク、もやし、ニラなど栄養満点な具材を炒め、麺が見えなくなるくらい載せた見た目のインパクトも強いラーメンだ。

 バナナマン日村氏が食べたのはこのラーメンの大盛りメニュー。名前は国士無双。名前からして強そうだ!  筆者もこちらのメニューを頂く!

●最強! 国士無双に挑む!

バナナマン日村氏も挑戦したベトコンラーメン最強の「国士無双」(撮影:中村真吾)

 毎日行列の絶えない『ベトコンラーメン倉敷新京』。筆者も当然、行列に並ぶこと30分。閉店40分前に着席。まもなくして国士無双とご対面。てっぺんに載ってる揚げニンニクが目に止まる。まずスープを頂く。「美味い!」野菜を炒めた油がスープに溶け込み香ばしく、食欲をそそる。次に、野菜をいただくが麺の上にギッシリ積まれているため、中々麺にたどり着けない。かなりのボリュームだ。一味唐辛子と一緒に炒めた野菜を食べ進めていくと、身体もますます熱くなっていく。完食できるか少し不安に思う頃、やっと麺に到達。一口すすって不安が吹き飛ぶ。使用しているのは特注中細麺とのことだが、この麺がマジで美味い!  ここから一気に麺と野菜、スープを口に入れていく。

「ご馳走さま!」国士無双、無事完食!

 「兵どもが夢の跡」…… 白旗ならぬニンニク印を拝むことができた。大満足!

 食後に水をがぶ飲みした後にもスープをもう一杯すすりたくなるようなあとを引く旨さがたまらない。テレビで言っていた「夢に出る!」ってコメントが大げさに思えたが、納得できる。間違いなく、やみつきになる味だ!  ただ、帰りの車の中はニンニク臭が充満するのでくれぐれもご注意を。

■バナナマン日村氏が訪れたところを巡ってみて

天満屋ハピーズ倉敷中島店前『バナナマンのせっかくグルメ』只今、準備中(撮影:中村真吾)
鷲羽山展望台にて絶景ポイント探索中(撮影:中村真吾)

 今日は『バナナマンのせっかくグルメ倉敷編』を見た筆者が日村氏が巡ったルートとお店をめぐりながらその周辺のおすすめスポットでチェアリングをしてみた。倉敷にはこれ以外にも楽しめるポイントや食べ物がまだまだあるので、ぜひ一度足を運んでもらいたい。