●絶景スポット、鷲羽山展望台

大パノラマ! 鷲羽山山頂付近にて(撮影:中村真吾)

 田土浦公園でチェアリングを満喫した後、鷲羽山(わしゅうざん)スカイラインを山頂へ向かって車を走らせる。展望台駐車場から徒歩で数分、階段の先に絶景が現れる「うぁ..!」と思わず声が出た。そこにはトンビが舞っている青空の下で風光明媚な瀬戸内海の大パノラマが広がる。ずっと先に四国が見える。

 椅子を出し、三脚にセットしたカメラで写真撮影。周囲も観光客であふれていた。絶景の瀬戸内海の島々と瀬戸大橋の全体像を拝むのなら間違いなく鷲羽山展望台は最高の場所。しかし、のんびりとチェアリングを満喫したいのなら、海の声が間近に聞こえる田土浦公園がオススメだ!

■みそかつ梅の木

行列必至!『みそかつ梅の木』前で並んで待つ(撮影:中村真吾)

 創業42年の『みそかつ梅の木』はミシュランガイドにも掲載されたことがある倉敷で知る人ぞ知る超有名店。なかでも一番人気のみそかつは他に類を見ない調理法で作られた絶品ヒレカツだ。バナナマン日村氏も店内で舌鼓を打つシーンが放送されていたが、実はこのみそかつ、テイクアウトもしている。しかし、テレビで紹介されたのをきっかけに、より多くのお客さんが訪れるようになり、テイクアウトは一時的に止めているとのこと。「店内で食べられるお客様を優先したいため」というのが理由とのことで、店側の配慮が伺える。

●バナナマン日村氏も唸ったみそかつ定食を堪能!

一番の人気メニューみそかつ定食(撮影:中村真吾)

 瀬戸大橋周辺でチェアリングを満喫した後、『みそかつ梅の木』に着いたのは14時半頃。あえて時間をずらして行ったにもかかわらず、店の前は相変わらず行列ができている。列に並ぶこと40分。ようやく入店。テーブル席を通過し案内されたのは和風で歴史を感じる趣きのある素敵な畳部屋。先に注文していたこともあり、腰を下ろして間もなくして、みそかつ定食が運ばれてきた。

 早速、味噌汁から頂く。中に「とろっ」としたうずらの卵が入っているのが懐かしい。みそかつを実食。驚くほど柔らかい!  噛んだ瞬間に閉じ込められていた肉汁と一緒に香ばしい香りが鼻腔を通っていく。優しい甘さのみそダレが衣に染み込みベストマッチ。テーブルに置いてある和風からしをつけて食べても最高だ。箸が止まらない。ものの15分で完食した。

 お店を出た後、美観地区周辺を散策。以前にも増して観光客が増えている感じがした。夜に備えてしっかりウォーキング。その理由は夕食をベトコンラーメンに決めているからだ。