2022年GW到来!  2020年から続くコロナ禍もまだ収束していないなか、公共交通機関を利用するのではなく、自家用車で高速道路を利用して旅行を、と考えている人も少なくないのではないだろうか。

 GWは高速道路も各地渋滞が予想されている。”渋滞でイライ…” ”長時間の運転で疲れ…” そういう思いをすることもあるだろう。そんな方へ高速道路を利用する旅行の楽しみ方のコツをお伝えしよう。高速道路を楽しく旅をするには、名物サービスエリアの利用がおすすめだ。

 西日本方面へ旅行する方必見!  立ち寄って楽しむもあり、目的地にするもあり。山陽自動車道の宮島サービスエリア(下り線)を紹介しよう。

■幻の広島グルメ?!「はぶて焼き丼」

広島県人でも知る人ぞ知る幻の丼「はぶて焼き丼」(写真提供:西日本高速道路サービス・ホールディングス)

 「はぶて焼き」というのは、広島県の郷土料理。諸説あるが、一説には嫁が料理に失敗して、はぶてる(広島弁で「拗ねる」という意味)ほど身が柔らかくて崩れやすく調理が難しいことが名前の由来だとか。

 その「はぶて焼き」を丼にした広島県人でもなかなかお目にかかれない一品を食べられるのが宮島サービスエリアだ。

そのまま食べても、締めに出汁を入れて食べても美味しい(写真提供:西日本高速道路サービス・ホールディングス)

 広島名物の牡蠣や穴子、鯛、シラス、レモン、卵焼きと贅沢に盛り付けてある。具材を煮て、その後よく熱した網でこんがり焼く「はぶて焼き丼」。地域の食材や食文化を生かした各エリアオリジナルのご当地丼の西日本No.1を決める『西イチグルメ決定戦 2017』で準グランプリを獲得した広島の味を丸ごと楽しめる丼を、ぜひご賞味あれ。

宮島名物をサービスエリアで楽しめる

 また、売店では「にぎり天」や「焼き牡蠣」などを販売しているので、宮島名物の食べ歩きを楽しむこともできる。