■実はローカルも敬遠するハードな登山だった
標高650mも登ったということは、同じく下るということ。登山は登りよりも下りの方が足のダメージが大きいです。一歩一歩に自分の体重が乗り、自然と負荷がかかります。
「スノーボードで滑れるならご褒美なのに」と考えてしまうほど、とにかくつらかったです。とにかく、ロープウェイに間に合うように、自分を応援しながら降りました。
そして無事下山。もう一歩も歩きたくない状態だったので、一番近いグランデコホテルの温泉へ。デコ平温泉「ぶなの湯」の効能は「神経痛・筋肉痛・関節痛など」と、まさに求めていたものです! ドライサウナもあるので、温めて、冷やしてをくり返すことで筋肉痛を和らげることも期待できます。
西吾妻山の山頂までの標準コースタイムは往復5時間。合計距離7.6km、標高差650mの道のりです。後ほど、ホテルの方に話を聞くと、ローカルも敬遠する地獄の下りであることがわかりました。「それはつらいはずだわ」と温泉で体を癒すのでした。
山の近くに温泉がある。この環境が今日ほど素晴らしいと感じたことはありません。今日は本当につらかった……。でも次の登山計画を考えるのでした。