■刺されると痛痒い、激痛ブヨ
ブヨの活動時期は3〜10月だが、真夏の気温の高い時期は日中に活動せず、朝夕涼しくなってから現れる。さらに涼しくなる秋になると、時間に関係なく活発に活動するようになるので注意が必要だ。
生息区域は渓流などの山間部などとされているが、近年は近郊の公園などでも刺された事例がある。刺されるとヤブ蚊より厄介。ブヨはヤブ蚊と違い、皮膚を噛み切って吸血するため、噛まれた患部は赤く腫れ上がる。本当に痛痒く、疼痛や発熱などの症状が続き、治るまで数週間以上かかる場合も。
人によっては腫れがひかない状態が1ヵ月以上続き、慢性湿疹になると完治までに数年かかることもあると言われている。またブヨに数ヵ所吸血されると呼吸困難に陥ることもある。
参考資料:ブヨの被害・症状(フマキラー)
●ブヨに刺されないための対策と撃退法
ブヨへの対策もヤブ蚊同様、以下の通り。
長袖、長ズボンの着用
明るくて薄い色の服の着用
虫除けスプレーの使用
ヤブ蚊同様、完全にシャットアウトはできないが、「どうすれば刺されないか」を考えた対策をしなければならない。