八ヶ岳連峰の北端に位置する蓼科山は、日本百名山にも選ばれている標高2,531mの山。円錐形で富士山のような山容から「諏訪富士」とも呼ばれ親しまれています。山頂はとても広く、ゴツゴツした岩が見渡す限り広がっているのが圧巻です。八ヶ岳連峰をはじめ浅間山や霧ヶ峰、中央アルプスや南アルプスなど360度の大展望を楽しむことができます。

 私にとって1ヶ月ぶりの登山だったので、脚慣らしのために往復4時間程度で景色の良い山を選びました。すでに葉が紅葉してはじめいて秋を感じます! カメラはいつもの一眼デジタルではなく、スマホで軽量化。どんな山の表情が撮れたのか……。

■秋の空気感が気持ちいい!

苔の森に光が差す。空気も少し冷たく気持ちいい

 久しぶりに天気も安定したので、時間を空けて蓼科山に行ってきました! 気づけばもう1ヶ月も登山をしていないので、ちょっとドキドキでした。

 蓼科山はアクセスしやすいこともあって毎年訪れています。いつも七合目登山口から登っています。

 今回の蓼科山は、苔の森に低く差す光や空や樹々の色、登山道の落ち葉、ひんやりとした空気など、全てが秋になりつつある雰囲気でした。登りはまだまだ汗をかくほど暑いですが、山頂は寒いくらいです。久しぶりに全身で自然を感じて、心からスッキリしました♪

■私の山道具をちょっと紹介!

新しい登山靴です。inov-8ロックライト400。インソールは白馬八方尾根スキー場内のFORTUNEにて

 今回は荷物も軽量化し、カメラも持たずに歩くことに集中しました。登山靴を新しくしたことや、カスタムインソールを作ったことで、その調子を見たかったのです。

 登山靴は「inov-8(イノヴヴェイト)ロックライト400」を購入しました。硬すぎず柔らかすぎない履き心地が好きです。また、見た目もかっこよくて気に入っています。幅広く窮屈さが無いのも良いのですが、靴の中で足が動いてしまいそうだなぁと思い、カスタムインソールも作りました。

 歩いてみると足のアーチが固定されて、足と靴が一体となり、一歩一歩がしっかり踏み出せました。靴の中で足もズレることがなく、下山でも爪先が靴に当たることがなくて良かったです。

■スマホで撮る山の表情!

葉が黄色く紅葉をはじめていました

 カメラを置いてきたので、今回はスマホで景色を撮ってきました! スマホでもかなり綺麗に撮れます。スマホならではの、暗いものは明るく、明るいものは暗くなったり、色も鮮やかに、また広角にすることも……

 そんな特性を生かしながら、小さな秋を見つけるたびに、軽快にパシャパシャと撮影をしてきました。この日は、山頂は雲が多めで、周囲の景色は見れませんでしたが、時々雲が切れて青空を見ることができました。秋が深まれば紅葉の色づきが楽しみです。

広い山頂をお散歩中