■たくさん飛んでいるけど！？
「カオジロトンボ」（国際自然保護連合レッドリスト 軽度懸念）は、北海道と中部地方以北の山岳地帯に生息する、名前の通り顔が白いのが特徴的なトンボです。自然園の、特に池塘のある所を飛んでいる姿をよく目にします。
たくさん飛んでいるので散策している時には気になりませんが、他の県では絶滅危惧種にも指定されているほど、数が少なくなってきている希少なトンボです。
園内の植物や木道の上に止まって休む姿を見つけた時はシャッターチャンス。お子様の夏休みの自由研究にも一役買いそうです。
■山は早くも秋の気配
8月に入り連日暑い日が続いていますが、標高約1,900mに広がる栂池自然園は、流れる風や空、空気までもが、どこか秋の気配を感じさせるようになってきました。
夏休み、快適な空間と、足早に進んでゆく山の季節を、家族揃って肌で感じ取ってみては。
オニシモツケは夏後半を代表する花
■MAP「栂池自然園」
