飯盒は、野外での調理で親しまれているクッカーだ。子どもの頃に、宿泊訓練などで使った方も多いだろう。米を炊くだけでなく、飯盒はさまざまな調理で使える。本記事では、飯盒の6つの使い方について紹介しよう。

■万能クッカー「飯盒」! 使い方を解説

 飯盒は使い方次第で、さまざまな調理が可能だ。使い方を知れば、キャンプに持っていくクッカーは飯盒だけで十分。おすすめの使い方を解説しよう。

●使い方① 誰でも簡単に米が炊ける

内蓋を使えば米を量ることができる(撮影:菊田新大)

 最もポピュラーな飯盒の使い方が炊飯。名前の通り炊飯がしやすく、多くの飯盒は3〜4合ほどの米を一度に炊ける。ソロキャンプではそこまで必要ないが、ファミリーキャンプなど、人数が多い場合は重宝するだろう。

●使い方② フタを使えばフライパンになる

直火にかけても問題なく、フライパン代わりとしても使える(撮影:菊田新大)

 飯盒は本体だけでなく、フタを裏返しにするとフライパンとしても使える。全体が金属でできているため、フタを直火にかけても問題ないためだ。縁が高く食材がこぼれる心配もなく、ちょっとした炒め物にも向いている。本体でも食材を焼くことは可能だが、底が深く扱いにくいため、フライパンとして使うならフタがおすすめ。