■医王山の代表的存在「白兀山」

●医王山(いおうぜん)について

 医王山は石川県金沢市と富山県南砺市に跨る山塊で、奥医王山、前医王山、そして「白兀山(しらはげやま)」などをまとめた総称。日本三百名山、新・花の百名山にも選ばれており、登るたびに異なる植物を楽しめる。85種類の植物が条例により保護されている。「医王山に登る」というと、一般的には「白兀山」の山頂を目指すことを指す。

■「白兀山」の見どころ

●泉の色が変化する、三色泉(さんしょくせん)

三色泉の澄んだ水と苔の緑が美しい(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 季節や時間によって泉の色が変化して見えることからこの名前がついた。滾々と湧き続ける泉を眺めながら、癒しの時間を過ごすのもよし。ビジターセンターからは片道1時間ほど。山頂への最短ルートからは外れるため、時間に余裕をもって訪れるのがおすすめ。