●落差20mの圧倒的なスケール、三蛇ヶ滝(さんじゃがたき)
滝が三段に連なった様子から、その名前が付いた。落差はおよそ20m、迫力ある景色を楽しめる。白兀山で一番の見どころだ。滝壺が小さく浅いため、目前まで迫って滝を鑑賞できる珍しいポイント。滝として流れ込む豊吉川は、河北潟へ流れ込む森本川の源流域に位置する。
●珍しい生き物にも出会える、大沼(おおいけ)
湧水ががけ崩れでせき止められてできた池。白兀山にある池の中で最も大きく、広さは4,500平方メートルほど。モリアオガエルなどの珍しい生き物も目にすることも。
付近には休憩所があり、池を眺めながらじっくりと時間を過ごすことも可能。なお、水洗トイレも併設されているため、安心して散策できる。
●上級者向け、トンビ岩
形がトンビのくちばしに似ていることから、その名前がついた。大沼の水面から120mもの高さがある。トンビ岩に登るルートは急こう配の岩場を鎖を頼りに登るなど、危険個所が多く、上級者向け。とくに雨天時や路面が濡れているのを確認できる場合は注意が必要だ。