■摂津大仏エリア

七宝寺摂津大仏の階段を登りきると、黄金の風神雷神のお出迎えだ(撮影:野口宣存)
摂津大仏は七宝寺内で一番標高の高い場所にある(撮影:野口宣存)
七宝寺摂津大仏前からは、北摂の山々を眺望できる(撮影:野口宣存)

 観光地と違い、気軽に訪れることのできない摂津大仏。ここからの景色は最高だ。

■涅槃像エリア

七宝寺の涅槃像の台座だけで人の背丈より高い(撮影:野口宣存)
釈迦入滅を悲しむ七宝寺羅漢像(撮影:野口宣存)

 涅槃像とは、釈迦の入滅の様子を現した釈迦像。入滅とは仏が亡くなるという意味である。

■涌泉寺・清流龍神・契り塚

涌泉寺の撫で牛天神。撫でると自分の体の悪いところ取ってくれる神様だ(撮影:野口宣存)
涌泉寺境内にある歌垣神社(撮影:野口宣存)
涌泉寺駐車場にある契り塚。良縁を運んでくださるらしい(撮影:野口宣存)
涌泉寺駐車場にある清流龍神の湧水(撮影:野口宣存)
涌泉寺駐車場にある清流龍神の湧水でお金を洗うとお金が増える、かもしれないとのことだ(撮影:野口宣存)

 涌泉寺(ゆうせんじ)は、七宝寺のすぐ近くにある日蓮宗の寺。人形供養の寺として知られている。おすすめは涌泉寺駐車場にある清流龍神と契り塚。清流龍神では、湧水で手持ちのお金を洗うとお金が増えるかもしれない、とのことだ。すぐ隣にある契り塚は、縁結びの神様。用意されている石を結びつけてお祈りすると、良縁がいただけるらしい。

■七宝寺・涌泉寺への行き方

大阪府道106号線沿いに七宝寺の大きな看板があるので、入口がわかりやすい(撮影:野口宣存)
七面口停留所。平日8本のみの運行だ(撮影:野口宣存)
七宝寺の駐車場は無料。ここに至る道はかなり狭いので、車で来る際は要注意(撮影:野口宣存)

 車で行く場合は、大阪府道106号線沿いの阪急バス七面口(しちめんぐち)停留所から入っていく。七面口停留所には大きな七宝寺の看板があり、わかりやすい。停留所から80mほど進み、右折し200mちょっと進むと、涌泉寺駐車場。七宝寺は涌泉寺横の道を登るとすぐである。なお、道はかなり細いので、運転には気をつけてほしい。

 公共交通機関を利用する場合は、能勢電鉄妙見口駅より、阪急バス妙見口能勢線8系統歌書山登山口行に乗る。約22分で七面口停留所に到着し、運賃は560円だ。そこから涌泉寺までは約350m、徒歩5分程度である。涌泉寺横のきつい坂道を約200m登ると七宝寺入口。涌泉寺から徒歩5分程度だ。

 なお、阪急バス妙見口能勢線8系統は平日のみ運行。土日祝日は運行していない。また、バスは日に8本しか出ていないので、帰りのバスの時刻には注意しよう。

●七宝寺

・住所:〒563-0113  大阪府豊能郡能勢町倉垣1861
・電話:072-737-0740

・URL:http://www.mall.gr.jp/ocm/Seven/

●涌泉寺

・住所:〒563-0113 大阪府豊能郡能勢町倉垣1773
・電話:072-737-1440

・URL:https://yuusenji.com/

●清流龍神・契り塚(涌泉寺駐車場)

・住所:〒563-0113  大阪府豊能郡能勢町倉垣