■五重塔エリア

なぜかトーテムポールとフクロウの石像がある、七宝寺五重塔(撮影:野口宣存)
ゲームがうまくなりたい人にはご利益があるかもしれない七宝寺の遊戯観音(撮影:野口宣存)

 五重塔の横になぜかトーテムポールとフクロウの石像があり、不思議なエリアだ。ここのおすすめは遊戯観音(ゆげかんのん)。人々を導くのを楽しむ観音様。しかし「遊戯」とは、現代中国語で「ゲーム」という意味。したがってゲームの上達を願う人は、参拝するとご利益があるかもしれない。

■弁財天エリア

七宝寺奥の池の周囲を弁財天と羅漢像が囲む(撮影:野口宣存)
七宝寺の奥の池には10cmくらいの魚が多くいた。鯉の子どもだろうか?(撮影:野口宣存)
表情が豊かな七宝寺の羅漢像(撮影:野口宣存)

 五重塔を抜け、唯一未舗装の参道を登りきると多宝塔(たほうとう)が現れ、弁財天(べんざいてん)の池エリアとなる。弁財天とは弁天様の別名だ。

■准胝観音エリア

横の松の木が茂り、七宝寺の准胝観音(じゅんでいかんのん)正面を塞ぎ始めていた(撮影:野口宣存)
七宝寺の十二支童子。自分の干支の童子探しも楽しい(撮影:野口宣存)
七宝寺の摂津大仏に至る階段。左右に羅漢像がずらりと並ぶ(撮影:野口宣存)

 弁財天池を抜けると、大きな准胝観音(じゅんでいかんのん)のいらっしゃる広場。ここから摂津大仏に至る階段が始まっており、大仏のご尊顔も拝める。