四国の最北端といわれる場所はどこだろうか? この質問をすると、四国に住んでいる人でもあまりご存知でない人も多いはず。瀬戸大橋のところ?  しまなみ海道の先端?  そう思う人も多いのではないだろうか。

 実は四国の最北端は香川県高松市庵治町(あじちょう)にある竹居岬だ。最北端の庵治は映画『世界の中心で愛を叫ぶ』の舞台でもあり、周辺の風景も多く登場する。

 今回はわざわざ見に行く価値のある竹居岬周辺を紹介しよう。

■四国最北端への行き方とは?

庵治からは瀬戸内海に浮かぶ島々を見ることができる

 四国最北端へ行くのは案外簡単だ。車だと高松駅から約35分、路線バスだと高松駅前から庵治温泉行きに乗れば、約50分で庵治まで行くことができる。四国最北端の岬はバス停から約1.3キロほど離れており、徒歩なら20分ぐらいだ。

庵治には砂浜もあり、リゾート地のようにも感じる