■十一面観音エリア

電柱より背が高い、七宝寺の黄金の十一面観音(撮影:野口宣存)
左から七宝寺の日蓮上人、大威徳明王(だいいとくみょうおう)、不動明王(撮影:野口宣存)
十一面観音立像が前にあるため小さく感じるが、実はかなり大きい七宝寺の金剛夜叉明王像(撮影:野口宣存)

 寺の入口から仏像だらけの急な坂をさらに登ると、広い場所に出る。ここで一番目を引くのは巨大な黄金の十一面観音立像だ。他にも日蓮上人、降三世明王(ごうざんぜみょうおう)、金剛夜叉明王、軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)など、迫力満点の仏像が並ぶ。

■鳥居エリア

小僧さんの石像がある、七宝寺の鳥居(撮影:野口宣存)
神秘的な雰囲気が漂う、七宝寺石段(撮影:野口宣存)
風情がある七宝寺の瀧見観音(たきみかんのん)(撮影:野口宣存)

 十一面観音エリアから小僧さんの石像がある鳥居をくぐり、長い石段を登っていく。その石段の途中の脇道の奥の瀧見観音(たきみかんのん)には、ぜひ会いに行きたい。観音様の滝を見上げる姿は、なんとも風情がある。