■「ドカット」が優れている点② 前後開閉可能な蓋

前と後の両方から開けることができる(写真:堀田篤史)

 蓋が前後どちらからも開閉可能。向きを気にせずに置くことができるので便利だ。購入時にこの機能はあまり重要視してはなかったが、実際に使用すると役立つ。

蓋が外れることがで、道具の取り出しやすさが更にアップ(写真:堀田篤史)

 蓋は外すことができ、バスケットとしても使用できる。キャンプ場では、蓋を外しておくと荷物がすぐ取り出せるので便利だ。

■「ドカット」が優れている点③ 仕切り板が外せる中皿が2つ標準装備

中皿は厚みがあり、しっかりとした造り(写真:堀田篤史)

 小物の収納に便利な取り外し可能な中皿が2つ。仕切り板も取り外せる。これまで100均のケースを使用していたが、この中皿のおかげで必要なくなった。

中皿を1つだけ使用した様子(写真:堀田篤史)

 中皿は、ケースの中に取り付けることができる。荷物を取り出すときに外さないといけないが、それほど手間ではない。筆者は2つ使用するのではなく、1つだけにして、荷物を取り出しやすくしている。

■「ドカット」は理想の収納ケース

 価格が5000円以内で、ここまでの機能が備わっている収納ケースは他にないだろう。国内生産の安心クオリティと、こだわりが嬉しい。

 「Starke-R」というブランド名で、アウトドア専用ボックスも販売されている。機能はドカットと同じだが、アウトドアに馴染むカラーリングがおしゃれ。価格が少し高くなるが、キャンプサイト全体のコーディネイトを重視する人にはおすすめ。

 道具を整理した収納ケースを準備しておくと、キャンプのとき道具を探すのが本当にラクになる。物を探すという無駄な時間を費やしたくないのなら、ぜひ収納ケースにこだわってほしい。