アウトドアの料理で欠かせないメスティン。炊飯はもちろん、茹でたり、煮たり、さまざまな調理ができる万能クッカーだ。しかし、問題は調理後の後片付け。

 アルミ製のため焦げ付きやすく、アウトドアではお湯や洗剤が使えない場合もあり落としにくい。メーカーによっては、焦げ防止加工が施されているものもあり、アルミ製ならダイソーで550円で購入できるが、表面加工されているものは2000円以上がほとんど。

 そこで今回は、一般的なアルミメスティンを焦げ付きにくくする対策「メスティン折り」を紹介。クッキングシートを切って、メスティンにはめ込むことで焦げ付きを防止できる優れもの。ぜひこれからのキャンプシーズンの参考にしてほしい。

■メスティン折りの作り方

メスティンの縦に合わせて、クッキングシートを切る(写真:ブラボーマウンテン編集部)

 まず、クッキングシートを少し伸ばし、その上にメスティンをのせる。右背面から左背面まで伸ばして、メスティンの大きさに合わせてカットする。

メスティンの横に合わせて切る(写真:ブラボーマウンテン編集部)

 カットしたら横に向け、背面に合わせて余った部分をカット。

メスティン外側に合わせて線を引く(写真:ブラボーマウンテン編集部)

 次は折る部分がわかりやすいように、メスティンの外側に合わせて上下左右の4箇所に線を引いていく。

線は外側に合わせているため、メスティンの中にはいるように線よりも内側に折る(写真:ブラボーマウンテン編集部)

 ここから線に合わせてはじめに左右折り、その次に上下を折る。注意点としては、引いた線よりも内側に折ること。線は外側に合わせて引いているため、そのまま折ると内側に収まらない。小さめに折るのを意識すると、メスティンの中にきれいにおさまる。

両端の上からと下からの交差しているところまで、4箇所切れ目を入れる(写真:ブラボーマウンテン編集部)

 折れたら横にして一度広げる。折り目のついている上2箇所と下2箇所の計4箇所を、折り目が交差しているところまで切っていく。

立体的に折る(写真:ブラボーマウンテン編集部)

 切れたら、立体的に折ってみよう。少し端がペラペラするが、メスティンに入れるので問題ない。気になる人はクリップなどで仮止めしておいてもよい。

メスティンの中に入れて、四隅を少し切って折れば完成(写真:ブラボーマウンテン編集部)

 メスティン折りそのままメスティンの中に入れて、四隅を少しカットし折り曲げれば完成だ。慣れれば数分で完成するが、毎回つくる必要があり面倒に思うことも……。そんな方に朗報が! 実はこのメスティン折り、ダイソーで110円で販売している。