サウナ沼にどっぷりはまってから約2年半。前から興味のあったテントサウナを購入してしまいました。テントサウナが届いたのは去年の年末。そこから徐々に必要な道具を買い揃え、先日ついに体験してきましたのでその模様と、やってみて分かったコツや、次回に向け準備したいアイテムなどを前編、後編と分けてご紹介したいと思います。

■事前に揃えておいたモノ

 今回用意したアイテムを簡単に書いておきます。テントサウナ(ストーブ付き)、ストーブ用防炎シート、サウナストーン、着火剤、ロウリュ用のバケツと柄杓、アロマ、テント内用のベンチと椅子、テント内敷マット、耐熱グローブ、火ばさみ、トンカチ、薪用バッグ、一酸化炭素チェッカー、温度計、バーナー、休憩用の椅子、ポンチョ、防水スピーカー、スコップ、炭用の火消し壺、ストーン用のカゴになります。

持参した一式のアイテムたち(※一部映ってないものあり)

■薪を調達しよう

 テントサウナと必要な備品一式は揃いましたが、実際にテントサウナをやるには消耗品として「薪」が毎回必要になります。今回は、東京の町田にある薪専門の販売所「東京薪販売」さんに立ち寄りました。うず高く積まれた薪の数に圧倒されながら、広葉樹がミックスされたセットを2日分として合計40キログラムを購入。こちらの商品は、店頭受け取りのみですが、金額は3,300円とネット販売の平均価格の約半額で入手できました。近郊の方に大変オススメです。

町田市にある「東京薪販売」さん
「東京薪販売」の薪!どどーん!

東京薪販売株式会社HP:http://www.tokyo-maki.com/

■テントサウナ設営の流れ

 購入したテントサウナは「EX-PRO CUBE 4」(エクスプロ キューブ 4)です。実は、テントを広げてみるのも初めてで少し手間取りましたが、公式HPなどでは“ポップアップ式で2分で設営可能”、とのことですので、次回はもう少しスムーズに設営できると思います。折りたたみ傘のような形でバッグに収納されているテントを取り出し、4面それぞれにある引手を引っ張ると、あっと言う間にボックス型になります。

テントサウナ「EX-PRO CUBE 4」を組み立てる

 テントをロープとペグ、重りで固定し、中に足元が冷えにくいよう断熱マットを敷きます。ストーブの中に収納されている煙突を組み立てセットし、ストーブに足を付けます。

ストーブに煙突と足を付ける

 ストーブの準備が整ったら、サウナストーンを並べ、薪に火をつけます。着火剤を前日にネットで注文しましたが、時間通り到着しなかったため近くにあった小枝を集めて使いました。枝の束の上に薪を入れて直接バーナーで炙ります。手順としては乱暴だったかもしれませんが、何とか無事に火をつけることが出来ました。

着火剤が届かずバーナーで直接炙ります
完成したテントサウナの中。マットのデザインで個性を演出できますね!

 今回は、キャンプ場や河原ではなく相模湖畔に建つ一軒家のお庭でやりました。必要な広さは、テントサウナと休憩用のスペースを合わせて約8~10畳くらいあれば、広々と楽しめると思います。