■さまざまな野沢菜が味わえる&買える「道の駅 野沢温泉」
野沢温泉はスキー場と温泉街が一体化し、滑りとともに温泉めぐりや街の観光を楽しめる。さらに、山麓に通る主要道路の国道117号線には「道の駅 野沢温泉」と「道の駅 花の駅 千曲川」の2つの道の駅があり、立ち寄りスポットに困らない。「道の駅 野沢温泉」は2019年にオープンしたまだ新しい施設で、地元食材を取り入れたレストランや、土産品が揃ったショップなどがある。野沢菜発祥という土地柄か、とくに土産品の野沢菜漬けの種類が多く、店内のパン工房で焼き上げたパンにも野沢菜を使ったものがある。また、きのこ類やくだもの、季節の野菜、民芸加工品などが購入できる農林産物直売所がある。
■ごはんと野沢菜漬けがおかわり自由の「農家レストラン」
この道の駅にある「農家レストラン」は、農村が近い立地を生かし、地元の郷土料理研究会とコラボしたメニューを提供。野沢菜コロッケや、サグ(青菜)を使った青菜カレーのほか、ラーメンといった定番料理も味わえる。また、地元産コシヒカリを使ったごはんや、野沢菜漬けがおかわり自由というのも嬉しい限りだ。
■春は桜や菜の花の景色も楽しめる「道の駅 花の駅 千曲川」
もうひとつ、国道117号沿いにあるのが「道の駅 花の駅 千曲川」だ。北陸新幹線・飯山駅と野沢温泉スキー場の間にあり、農産物特売所や里山をイメージしたカフェなどを併設。観光情報コーナーもあるので、ここで周辺のマップやパンフレットを入手できる。道の駅周辺は、桜や菜の花畑が咲く、花の景色が美しいロケーション。4月中旬からゴールデンウイークにかけてなど、タイミングが合えば滑ったあとにピンクや黄色に染まった里山の風景に出合えるかもしれない。
■飯山産にこだわった食事やおみやげ。早朝のモーニングメニューもあり!
施設内にある「Cafe 里わ」では、飯山産にこだわったメニューを用意。野菜は直売所で販売している地元産をメインに使用し、卵やお米、味噌などにも地元のものを取り入れている。さらに、スイーツにも地元の和洋菓子屋の甘味を揃え、“地元産”を徹底する姿勢がうかがえる。食事のメニューは、カレーやタコライスの定番のほか、週替わりや月替わりのランチメニューを提供。テイクアウトメニューも充実している。朝7:30から営業し、「朝カレー」や「たまごがけご飯」、「モーニングエッグベネディクト」などを提供。滑走後だけではなく、滑る前に立ち寄っても便利だ。