■自作ブラクリ仕掛けに必要なアイテム

ブラクリ仕掛けを作るならオモリは1kgをまとめて買った方が便利。写真は10号のオモリ(写真:outdoor_hikky

 まず必要なのはオモリ。同じ条件にするため、5号のオモリを例にあげる。5号のオモリは1kgで約1000円。5号が18.75gなので約53個のオモリが入っている。そのため、オモリ1個の値段は約20円となる。

好きな種類の針を選べるのも自作の魅力(写真:outdoor_hikky

 針にはさまざまな種類があるが、今回は筆者が持っている丸セイゴ14号を使用する。この針は265円で13本入っているため、1本約20円の計算となる。

ブラクリ仕掛けには撚り糸がおすすめ(写真:outdoor_hikky

 撚り糸はブラクリ仕掛けの自作にはぴったりの材料。値段は275円。これで何個ブラクリ仕掛けが作れるか計算するのは難しいため、針が13本ということを考慮して13で割る。すると、ブラクリ仕掛け1個作るのに約20円かかる計算となる。

根魚へのアピール効果も重要だが、完成したときにブラクリ仕掛けらしさが出るのも魅力(写真:outdoor_hikky

 最後に、発光玉。日中でも暗いテトラポッドの隙間に落ちても、光を灯す仕掛けだ。発光玉の光は、根魚にアピールする役割を担うので、市販のブラクリ仕掛けにも使われている。発光玉の値段は約300円で、100個入っている。1個3円だ。

 自作で使用する4種の材料を全て足すと、約63円。市販のブラクリ仕掛けが約150円であることを考えると、自作で出費を半額以下におさえることができるのだ。自作のブラクリ仕掛けが安いということは理解してもらえたと思うので、ブラクリ仕掛けの作り方を紹介したい。