■曇り対策② マスクを工夫しよう

曇り止め対策のマスクは、上部から吐息が漏れないようになっている(写真:glocalhokkaido

 マスク自体に工夫を凝らすことで、曇り防止の効果を得ることもできる。レンズを曇らせないためには、いかに上部に吐息を漏らさないようにするかがポイントになる。前提として、しっかり自分の顔にフィットしているマスクを選ぶようにしよう。

●マスクの上を折る

 マスクの上部を1cmほど中に折りたたむと、折り返した部分で吐息が止められ、漏れを軽減することができる。付け心地はあまりよくないが、手軽にできる対策だ。

●ティッシュをマスクの内側にはさむ

 折りたたんだティッシュペーパーをマスクの内側にはさむ。鼻辺りでティッシュとマスクが重なることで隙間が減り、息が漏れにくくなる。

●マスクを重ねて着ける

 マスクを二重に着けることで、隙間を減らし息が漏れにくくなる。かなり密着感があり、隙間はほとんど無くなるが、息苦しさも増してしまう。布マスクと不織布マスクを重ねて使用するのがおすすめだ。

■快適な対策方法を見つけよう

 レンズ自体に特殊なコーティングがなされた曇り止め機能がついた眼鏡もある。通常の眼鏡と比較するとやや高価で、メンテナンスが必要にはなるものの、性能は高いのでこちらもおすすめだ。

 曇り止め対策はさまざまな方法があるが、対策によってほかの不自由が生じていては元も子もない。自分にあった快適な対策方法を見つけ、冬のアウトドアを視界良好でストレスなく楽しもう。