本格的な冬の到来とともに厳しくなる寒さ。なんとなく行っている寒さ対策が、実は効果が少ない場合も。寒さ対策を行ってもやり方が間違っていたら本末転倒。

 今回はアウトドアの寒さ対策で、やりがちな5つのNG行動についてまとめる。

■NGその1、 寒くなってからアウターを着る

 一見当たり前のことのように感じるこの行動。しかし大切なのはアウターは着るタイミングだ。

 ポイントは、寒くなる前にアウターを着ること。体が冷えて寒くなってからアウターを着ても温まるのにかなりの時間がかかってしまう。「そろそろ寒くなりそう」と感じたら、体が冷える前に迷わずアウターを着よう。

■NGその2、防寒小物を使わない

首・手首・足首を温めることで寒さ対策に差がつく

 冷え対策は防寒アウターだけに頼る人も多いのではないだろうか。実は防寒対策で差がつくのは防寒小物。例えばネックウォーマーや手袋、レッグウォーマー、帽子などだ。

 なぜなら首や手首、足首は熱が逃げやすい部分なので、無防備の場合は特に冷えやすくなる。足先の寒さ対策に靴下を重ねて履くのもいいが、レッグウォーマーを取り入れよう。また、帽子を被るだけで耳まで暖かくなる。防寒小物をうまく使い、体の熱を奪われないよう対策しよう。