長野県といえば、信州そば。長野の寒暖差が大きく、水はけが良い高冷地でつくられる信州そばは、強いコシと滑らかなのど越しが特徴的で、「日本三大そば」のひとつである。
そんな信州そばを、山の幸がたっぷりと入った熱々のおつゆとともに食べる郷土料理が、長野県松本市の松本ICから1時間の小さな村「奈川」にある。その名も「とうじそば」。松本市内のスキー場に訪れるスキーヤーやスノーボーダーの間でも大人気だ。
お茶の間の人気長寿番組である日テレ『秘密のケンミンSHOW極』や、マツコ・デラックスと村上信五(関ジャニ∞)がMCの日テレ『月曜から夜ふかし』などの高視聴率番組でも紹介され、出演者から絶賛されていた「とうじそば」の本番の味を食べられるオススメの3店を紹介していきたいと思う。
■「とうじそば」って、どんなお蕎麦?
奈川で古くから愛され続けている「とうじそば」は、山菜・きのこ・鶏肉などの具材をたっぷり入れたつゆを鍋で熱し、そこに竹で編まれた「とうじカゴ」を使って蕎麦を入れ、軽くしゃぶしゃぶしてから、具材とともに蕎麦を頂く料理だ。
奈川では「とうじそば」はもちろん、地元の山菜やきのこ、旬の野菜を存分に味わうこともできる。お店によっても具材は違い、それぞれの美味しさがあるので、早速紹介していこう。