冬は雪山をベースに活動する僕は、「星野リゾート  トマム」で過ごす割合が多いです。際立って極寒エリアである場所ですが、徐々に日は長くなり、雪のコンディションもゆっくりと、でも確実に春へと向かっていることを感じています。

 雪質がパウダースノーからだんだんと春の雪へと変わりつつあるこの時期にもピッタリな、僕がハマっている遊びを紹介します。楽しさを提供してくれる手軽なスノーギア、それが「スノースケート」です!  今回はその魅力についてお伝えしたい。

■スノスケ(スノースケート)って、こんな道具!

裏返してソール(滑走面)を見るとタイプの違いがよくわかる

 簡単に言ってしまえばスケボー(スケートボード)の雪上滑走版です。

 形状によってタイプは3つあります。

シングルデッキ(フラットデッキ):スケートのデッキの裏に滑走面をくっつけた一枚板。デッキだけで滑るようなスノースケートでエッジはなくターン性能は高くないが、とんでもなく乗りこなしている動画も見かけます。

ダブルデッキ:一般的なスケートボードよりも少し大きめのデッキにトラックを挟み、ウィールではなく1枚の短めのスキーがついている。スキーの長さや太さを変えることで様々なスタイルで楽しむことができる。

スロープデック:上の2つの中間的な構造。

 いずれもスケートボードと同じでバインディングなどはなく、足は固定されていません。そのためとても身軽で自由な感覚を楽しめます。そのなかで、今回僕が紹介するのは“ダブルデッキ”のタイプのスノースケートです。

■シンプルでお手軽!

シンプルな道具立て。仲間と滑ると一層楽しい!

 必要なものはスケートより少し大きいくらいのスノースケート(もちろんスキーを長いのにすれば大きくなりますが)。スノスケをつなぎとめるためのリーシュと、それを体に固定しておくためのベルト。雪にまみれても大丈夫な格好とスノーブーツグローブのみ。あとはちょっとした斜面があればどこでも楽しめちゃうので、とってもお手軽です!

■転んでも笑える楽しさ

上達すると、どんどんできることが増えていくのも楽しみ!

 僕はまだ全然うまく乗れないので、大声をあげて笑い、叫び、転がりまくって滑っています。

 スケートやスノーボードをする人なら、ある程度イメージできるとは思うのですが、それらをしない人にはソリをイメージしてもらえればいいかもしれません。ソリってスピードがでていくあのドキドキ感と、転がってもゲラゲラ笑える楽しさがあると思うんですが、上達すればいろんなことができるようになる高難易度のソリという感覚が伝わりやすいかもしれません。

 まがりなりにも僕はプロスキーヤーとして活動しているので、今となっては雪山では何か特別なことをしない限りはほとんど転倒することがありません。でもスノスケで遊んでいるときだけは、本当にあられもない格好で放り出されて大転倒してしまうので、そんな自分にも大笑いしてしまうし、一緒に遊んでいる仲間の転倒にも大笑いしてしまいます。

 もちろん、だんだんできることが増えていく楽しさもあるし、もっと上達してスノスケを乗りこなせられるようになれば、楽しさはもっと増えると思う。