■第一人者の小松吾郎さんに聞く
プロスノーボーダーであり、その視点から気候変動に対してアクションを起こす呼びかけと取り組みを進めるProtect Our Winters Japan(POW Japan)の代表も務める小松吾郎さんは、スノースケートの第一人者としても知られている。地形を造成し、スノーボーダーもスノースケーターも「雪板」フリークも楽しみにする「Dream Session」というイベントも主催している。
今回そんなゴローさんに会うタイミングで、その魅力について聞いてみた。夕食を食べながらたくさん話ししてしまったので、僕なりにゴローさんの言葉を勝手にまとめてみた(笑)
「単純に遊び道具が増えると遊びの幅が増えるよね。シーズン初めのオープンしているコースの少ない時期や春の雪が最適で、スキーやスノーボードではつまんないと思うような場所やコンディションでも面白いし、小さな場所でも楽しめる。雨の日も乗りやすくていい。そうじゃないと標高あげて6時間歩いて2ターンしにいくような世界感になっちゃうよね。」
「でも同時にそれを楽しむためには怪我をしないようにしたり、させないようにしないと楽しくなくなっちゃう。危ない! ってなって、スケートみたいに飛び降りてスノスケと並走したりするのは要注意。雪の深みに足が深みにハマったときに勢いで膝が逆に曲がりそうになったり、板を飛ばして人にぶつけてしまったりするリスクもあるから、そういうところは気をつけて欲しい。」
もっとたくさん話したんだけど、記事のボリューム的にこのあたりにしておこう……。
そして、なんと今シーズンから「エイブル白馬五竜スキー場」のナイターで、スノースケートのスクールを開校されている。もっと詳しく知りたい方はぜひ足を運んでみてほしい。
スノースケートSKOOL
場所:エイブル白馬五竜スキー場
時間:18〜20時の2時間
料金:6,000円(保険込み)※前日までに要予約
レベル:初心者〜上級者まで
FBページ:https://www.facebook.com/The-Spot-Snowskate-Skool-100288992503265
メール:spot.snowskate@gmail.com
それにしても昨年から再生エネルギー100%で運営されている白馬五竜のナイターでの開催なんて、“POW Japan”の代表であるゴローさんらしい。
■どこでできるの? スキー場でも滑れる?
スノースケートは、スキー場によっては滑走エリアや時間を制限されていることもあるので、事前に調べておくといいだろう。調べてみたら『日本スノースケート協会』なるものも存在し、全国のスノスケ可能なスキー場をわかりやすくマッピングしてくれているので、参考にするといいだろう。
日本スノースケート協会:https://www.snowskate.jp
ちなみに僕のいる北海道の「星野リゾート トマムスキー場」では、全面滑走可能である。
これから春に向けてゲレンデコンディションがイマイチなときや小雨のとき、春になって雪がザクザクになってきたらまさにそれはスノスケを楽しむチャンス! この春はスノースケートに興じてみてはいかがだろうか?