スイス各州ではスキーバカンスが始まり、スキー場は繁忙期を迎えている。スキーバカンスは州によって1週間、2週間と期間が異なり、混雑を避けるため時期をずらして設定される。国土の3分の2が山岳地帯のスイスはスキーやスノーシュー、ソリ、クロスカントリー、ツアースキーなどのウィンタースポーツが盛んだ。

 今シーズン出だしの降雪は好調であった。年末年始にフェーンが入り暖かい日が続いたが、その後は気温が下がり、2月上旬に降った雪でコンディションのいいスノーシーズンが続いている。

■最新! アイガー・エクスプレスとは!

まるで空港のよう! スキー客でにぎわうアイガー・エクスプレスの出発地点グリンデルワルト・ターミナル

 アイガー・メンヒ・ユングフラウが聳えるユングフラウエリア。広大なスキーエリアの滑走距離はなんと約215km(ミューレン・シルトホルンエリア56km、グリンデルワルト・ヴェンゲンエリア103km、グリンデルワルト・フィルストエリア56km)。名峰を眺めながらのスキーはとても爽快である。抜群の機動力を誇る「アイガー・エクスプレス」は、2020年12月にオープンし1周年を迎えた。

 新設された「グリンデルワルト・ターミナル」は空港のように開放的。お土産物やスポーツショップ、レンタル、カフェ、スイスチョコレートのリンツ、スーパーマーケットなどのお店が並ぶ。大型駐車場も完備し、より快適な滞在が可能となった。

アイガー北壁の間近を通過する安定性抜群のアイガー・エクスプレス ©jungfrau.ch

 26人乗りのアイガー・エクスプレスは最新の3本のワイヤーシステムを使い、風と揺れに強く移動の安定性が高い。グリンデルワルト・ターミナルからアイガーグレッチャーまで全長6,483mの乗車時間は約15分。

快適な空中散歩が楽しめるアイガー・エクスプレスのキャビン ©jungfrau.ch

 ロープウェイの窓からはヨーロッパ三大北壁3970mのアイガー北壁の迫力ある景色を間近に堪能することができる。ヨーロッパで最も標高の高い鉄道駅ユングフラウヨッホへ、より早く快適な移動が可能となった。広すぎるスキーエリアも効率的に滑走でき、楽しみが倍増した。