■箱根大涌谷方面の景色が開ける「矢倉沢峠」へ
金時登山口からは、まずは舗装道路を約10分ほど歩き登山道へ。しばらく樹林帯の中を歩き30分ほどで、明神ヶ岳への分岐がある「矢倉沢峠」に到着。低山登山では、山頂までひたすら樹林帯を歩く景色を期待できない山が多い中、金時山は歩きはじめて1時間も経たずに好展望ポイントに辿り着く。
矢倉沢峠からは、笹原に囲まれた登山道へと一変、一気に目の前に青い空が広がる。笹原の登山道を「大岩」まで登り、後ろを振り返ると箱根大涌谷方面の景色を一望できる。思わず「わー!」と声を出してしまうほどの絶景だ。
■金時山山頂に向けて、徐々に険しくなる登山道
矢倉沢峠から金時山山頂までは約45分。コースタイム自体は短いが、徐々に急坂へと変わる登山道になかなかペースが上がらない。
途中、別の登山口(公時神社)から登ってきた人と合流する分岐がある。このあたりから岩場なども現れ、手を使って登らなければならない場面も出てくる。すれ違う人に注意しながら慎重に登りたい。岩場が終われば、金時山山頂まではあと少しだ。