冬は気温が低く、快適に低山登山を楽しむ絶好の季節。
登山では数十分も歩けば体はぽかぽか、重力を感じる体にムチ打って山頂まで登れば「圧巻の富士山絶景」が待っている! 日ごろの運動不足解消にも一石二鳥、達成感もひとしおで、最高の休日になることは間違いないだろう。
この記事では、登山初心者でもそれほど負担にならない、歩行時間目安が2~4時間程度の山を中心に、東京から日帰り可能な「富士山の絶景登山スポット」を5つ紹介する。
■金時山(箱根)|標高1212m
金時山は、金太郎伝説が残る山として、また、箱根随一の富士山ビューを誇る山として大人気。金時山神社入口の登山口からは、往復コースタイム目安も2時間40分と入門者向け。都内からアクセスが抜群で、新宿から登山口付近まで高速バスも出ている。
山頂には茶屋が2軒あり、富士山の絶景を正面に眺めながら名物「なめこ汁」を食べるのが定番でおすすめ。また、金太郎伝説にちなんで、山頂でマサカリを担いで写真が撮れたり、標柱がなんちゃってマサカリ形だったり、細かい仕掛けがあって面白い。
■三ノ塔(丹沢)|1205m
三ノ塔は、神奈川県秦野市の丹沢にある山の1つ。登山口のヤビツ峠から往復で約3時間とコースタイムが短く、尾根歩きの展望も良いのでおすすめだ。
広々とした山頂にはベンチがいくつも設置してあり、ゆっくり座りながら素晴らしい富士山の眺望を堪能できる。寒い日には、リニューアルされたばかりの避難小屋の中でほっと一息。売店はないが、登山口ヤビツ峠まで戻れば、「ヤビツ峠レストハウス」で地元の名物グルメが楽しめる。