■魅力2:ルアーの可愛さ・コレクション性

ブラックバス釣り用のルアー。倍以上サイズが異なる

 ルアー釣りをするルアーマンは、ルアーに対して愛着を持っていることが多い。たかが疑似餌になぜそんな感情を抱くのか。それは、釣具屋さんに向かい、無数に並んでいるルアーのなかから自分のお気に入りを見つけるという一連のプロセスに愛着が湧く要因がある。

 収集癖がある方は1つ購入するともう1つ、また1つと釣行に行く度に購入してしまうだろう。このように数釣れていない人でもルアー釣りにのめり込んでしまうのだ。

■魅力3:遠投した時の爽快感

幅広く探り、回遊魚の群れに当たった時は数釣りも楽しめる

 遠投に長けたルアーを使用することで一度のキャスト(仕掛けを投じること)で100m以上飛ばすことができるようになるだろう。

 ルアー釣りは時間を問わずできるが、主に「マズメ」と呼ばれる朝夕で魚の活性が上がる時間帯では多くのルアーマンがポイントに集まることが多い。

 日が昇るのと同時に釣行を開始し、朝日を横目にお気に入りのルアーをフルキャスト(全力で仕掛けを投じること)する。ルアーは次第に目で追えなくなり、水平線の彼方に消えていくのをみると、何にも変え難い充実感が湧いてくる。

■ルアー釣りに挑戦してみよう

感情移入しすぎてしまうと観賞用になってしまう事も

 ルアー釣りの魅力、伝わっただろうか。簡単な釣りではないものの、釣れるまでの過程すべてに魅力が詰まっている最高の釣り方だ。

 まずは最低限の道具とルアーひとつあれば楽しむことができるので、ぜひ一度体験してみてほしい。