色々な釣りで活躍するオールラウンダーな釣りエサ「イソメ」。しかし、ムカデとミミズを足して2で割ったようなお世辞にもよいとはいえない見た目から、苦手な人も多い。

 初心者でも魚種を選ばず釣ることができるイソメを触れないという理由で、使用を諦めるのは勿体ない。ただ、苦手なエサを我慢してまで使用すれば、釣りが嫌いになってしまう原因にもなりかねない。非常に難しい問題だ。

 しかし、虫エサ苦手に強い味方がいることはご存じだろうか。それはマルキューの商品で、イソメの疑似餌「パワーイソメ」だ。イソメが触れない人でも動かない疑似餌なら、問題なく使用できるだろう。

 ここで疑問に思う。初心者でも疑似餌で本当に釣れるのだろうか。実際にパワーイソメを購入し、堤防で釣りを行った。その様子を紹介したい。

■パワーイソメは、生餌よりもうまみ成分が配合されている疑似餌

色々な種類がある中で、スタンダードな青イソメバージョンを購入

 釣り初心者は、疑似餌と聞くと「技術が必要なのでは」と身構えてしまうかもしれない。しかし、パワーイソメには、魚がおいしいと感じるアミノ酸が配合されている。その量はなんとイソメの6倍だという。生餌よりもおいしいとなれば、洗練された技術が必要ということもないだろう。

■初心者に優しい、常温保存可能でブルーベリーの香り

エサを触った手がブルーベリーの香りになる嬉しい仕様

 パワーイソメは、味の良さや形状を保つための保存液に浸かっている。しかし、特別な保存方法が必要ということはない。常温で保存可能だ。また、パッケージに書いてある通りブルーベリーの香り。手が汚れることや匂いがつくことに抵抗がある人でも使用できる。

 ではさっそくパワーイソメを持って堤防へと向かおう。